協同電子エンジニアリングから、フェーズメーションの新製品としてヘッドシェル「CS-1200」「CS-900」が、12月上旬に発売される。価格はCS-1200が¥60,500(税込)、CS-900は¥25,300(税込)。

 今回発表の2モデルは、先日記事化した、同ブランドMCカートリッジのフラッグシップ「PP-5000」の発売に合わせ、従来モデルに対しブラッシュアップが行なわれたそうで、CS-1200については従来モデル「CS-1000」をベースに軽量化と高音質化を図り、一方のCS-900ではカラーラインナップを揃えたアルマイトモデルというラインナップを構築している。

 CS-1200では、CS-1000の剛性を損なうことなく約10%の軽量化を実現したそうで、ジュラルミンブロックからの削り出し加工で製作しているという。加えて表面にはDLC(Diamond Like Carbon)処理を行ない、表面硬度を高め剛性感の向上を図り、同時に振動減衰特性に優れたシェル構造を実現したとしている。

 一方のCS-900は、アルミの削り出し加工で製作。3色のカラーを用意することで、所有するカートリッジとのカラーコーディネートが楽しめるようになっているそう。

画像2: フェーズメーション、軽量化、剛性アップ、振動抑制でさらなる高音質化を図ったヘッドシェル「CS-1200」を12月に発売
画像3: フェーズメーション、軽量化、剛性アップ、振動抑制でさらなる高音質化を図ったヘッドシェル「CS-1200」を12月に発売
画像4: フェーズメーション、軽量化、剛性アップ、振動抑制でさらなる高音質化を図ったヘッドシェル「CS-1200」を12月に発売

 なお、2モデルとも、シェル本体とコネクター端子部は、ダブルボルトにより締結されることで精度と剛性を高めており、コネクター部は上下2本のピンでアームコネクターとダイレクトに接触することで、アームとの機械的結合を改善し音質を向上させているという。

 なお、指掛けには真鍮材を採用し、共振分散形状とあいまって不要な共振を抑制する作りとしている。リードワイヤーについては、CS-1200ではリッツ線を、CS-900では4N銅線を採用している。

主な仕様
材質:CS-1200 ジュラルミン削出し DLC処理/CS-900 アルミ削出しアルマイト処理
質量:CS-1200 本体10.1g、全体13.7g(リード、M2.6×10ネジ、ナット、指掛け含む)/CS-900 本体9.7g 全体13.3g(リード、M2.6×10ネジ、ナット、指掛け含む)
シェルリード:CS-1200 リッツ線/CS-900 4N銅線
付属品:リードワイヤー4本、指掛け 取付ネジ各2本(M2.6x6、M2.6x10、M2.6x16)、取付ナット2個(アルミ材)、ワッシャー4枚、ネジ締め付け用六角レンチ1本

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