DS Audioでは、「DS-W2光カートリッジ」の後継機種となる「DS-W3光カートリッジ」(¥495,000、税込)を9月16日に発売する。同時に「DSW3イコライザー」(¥935,000、税込)もリリース予定だ。

 DS-W3は、Wシリーズの最新作で DS Audioのリファレンスモデル。内部のLED及びPD(フォトディテクター)を左右のチャンネル独立に設置することで光学系の位置が最適化され、カートリッジの出力が40mV→70mVと大きく増加している。ノイズ量が変わらないまま出力が増加したことでS/Nが大きく向上している。

 また、左右独立LEDになったことで光学系の位置が最適化され、遮光板のサイズが大幅に減少した。純度99.9%の無垢ベリリウムの遮光板に変更されたことで50%以上の軽量化に成功している。質量が低いという光カートリッジのメリットをより最大限に高める設計となっている。

 さらにDS-W3光カートリッジではボロンカンチレバーにラインコンタクト針という組み合わせを採用。ボディ及びベース部分にはアルミニウムを使用し、ベース部は一体加工することで剛性を高めている。内部配線は従来機種よりも1.6倍太い線で配線することでインピーダンスを低減している。

 なお今回、「DS003」や「DS-W2」からのDS-W3へのアップグレードも用意されるとのことだ。

「DS-W3光カートリッジ」の主なスペック

●発電方式:光電型
●チャンネルセパレーション:27db以上(1kHz)
●質量:7.9g
●出力電圧:70mV以上(カートリッジ出力)
●カンチレバー:ボロンカンチレバー
●ボディ素材:アルミニウム削りだし
●カンチホルダー素材:ステンレス●針圧:1.85〜2.05g(適正 1.95g)
●針先:ラインコンタクト針

画像: 「DS-W3光カートリッジ」の主なスペック

 DSW3イコライザーは、DSW2イコライザーと比較し、基板の厚みが1.6mm→2.0mmに変更になり、銅箔の厚みは35μから70μへと変更されたことで、より深みのある落ち着いた音に仕上がっている。またDSW3イコライザーでは低域のカットオフ周波数が4種類準備されており、よりシステムにマッチした出力を選択できるようになっている。

「DS-W3イコライザー」の主なスペック

●定格出力電圧:500mV(1kHz)
●出力インピーダンス:120Ω
●接続端子:アナログ入力1系統(RCA)、アナログ出力4系統(RCA×2、XLR×2)※XLRは2番HOT
●寸法/質量:W450×H120×D435mm/13.5kg

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