D&Mホールディングスは、Polk Audio(ポークオーディオ)創立50周年、並びに同社による取り扱いスタート1周年を記念して、日本のオーディオファンに同ブランドについてもっと認知をしてもらうべく、ブランド説明会を開催した。同時にポークオーディオ製品の購入者に向けたキャンペーンもスタートしている。
ポークオーディオは、マット・ポーク氏とジョージ・クロップファー氏が1971年にガレージで開発した「The Baby Bottoms」というスピーカーが原点になっている。
翌1972年にオーディオブランドとしてスタート、「GREAT SOUND FOR ALL」というフィロソフィーを掲げ、“学生だった自分達でも購入できる”最高のスピーカーを送り出すことを目指したという。
当初はB to B用スピーカーを主に生産していたが、1975年に発売した「MODEL 7」がヒットし、翌年には「MODEL 10」を発売、ここから家庭用スピーカーも多く手がけるようになったそうだ。
1970年代後半から1980年代にかけて同社は大きく成長を遂げていく。1984年にはSDA(Stereo Dimensional Array)方式を提案。これはオーラル・クロストーク(内部聴覚雑音)をキャンセルし、本来のステレオ信号のみを活かすことで、臨場感のある再生を実現しようというものだ。以降ポークオーディオではこのシステムを搭載したスピーカーを発売していくことになる。
ちなみに日本では1980年代後半から1999年頃までポークオーディオの製品が販売されていた。同社はいち早くホームシアターシステムを展開していたこともあり、弊社「HiVi」でも様々な製品を紹介してきたので、覚えている方も多いだろう。
残念ながら2000年以降は日本での販売は行われなかったが、アメリカではホームシアターやカーオーディオ、サウンドバー等をラインナップし、スピーカーのトップシェアを獲得するブランドに成長したという。
2017年にはポークオーディオを所有するSound UnitedがD&Mホールディングスを買収、その縁もあって、D&Mホールディングスが日本での販売を手がけることになったそうだ。
現在D&Mホールディングスが販売しているのは「RESERVE」「Signature Elite」「Monitor-XT」の3シリーズで、いずれもマルチチャンネルシステムが組めるラインナップを備えているのも特徴だ。
それらのスピーカーは量販店等でも好評で、市場シェア4%、ブランド認知でも第5位(GFK 2022年1~5月)を実現しているという。同社が取り扱いを始めて約1年ということを考えると、驚異的な成長といってもいいだろう。
StereoSound ONLINEでも新生ポークオーディオに注目しており、具体的なサウンドインプレッションについての取材も進めている。近日中に詳しいリポートをお届けするので、楽しみにお待ちいただきたい。
また上記の通り、D&Mホールディングスでは、ポークオーディオスピーカーの購入者に向けたキャンペーンをスタートする。
キャンペーン期間中に、「Reserve シリーズ」「Signature Eliteシリーズ」のフロアー型、ブックシェルフ型スピーカーのいずれかを購入し、応募してくれた方全員にオーディオクエスト社のスピーカーケーブル、またはオーディオケーブルをプレゼントするというものだ。
対象モデルやプレゼントの詳細は以下の通り。ご自宅のサウンドパフォーマンスを向上したいとお考えの方は、このチャンスをお見逃しなく。
「PolkAudio 50周年記念キャンペーン」の概要
●キャンペーン期間:
対象購入期間2022年7月8日(金)〜9月30日(金)
応募締切 2022年10月11日(火)23時59分
●対象モデルとプレゼント内容(各1、2のいずれか):
・R700、R600、R500購入者へのプレゼント
1)スピーカーケーブル Q2 ¥26,400(税込、3m、ペア、バナナプラグ仕様)
2)オーディオケーブルRed River ¥26,400(税込、RCA、1.5m、ペア)
・R200、R100、ES60、ES55、ES50、ES20、ES15購入者へのプレゼント
1)スピーカーケーブル Q2 ¥8,100(税込、3m、ペア、裸線仕様)
2)オーディオケーブルEvergreen ¥6,820(税込、RCA、1.5m、ペア)