エミライは、FiiOのDAC内蔵ポータブルヘッドホンアンプQ3シリーズの最新モデル「Q3 MQA」の取り扱いを開始する。市場予想価格¥24,200前後(税込)で、7月8日(金)の発売を予定している。

 Q3 MQAは、高処理型XMOS「XU316」の採用により、(型番からもわかるように)MQAのフルデコード機能を搭載。さらに最大出力を約10%向上、低消費電力化によるランタイムの増加など、細部に磨きをかけてモデルチェンジした、THX AAA&バランス出力対応の高性能DAC内蔵ポータブルヘッドホンアンプだ。

画像1: FiiOのDAC内蔵ポータブルヘッドホンアンプ最新モデル「Q3 MQA」が7月8日に発売。高処理型XMOS「XU316」の採用により、MQAのフルデコード機能を搭載

 その主な特長は以下の通り。

●16コアを搭載する高速処理型USBインターフェースチップ「XU316」を搭載。高い演算能力によりMQAフルデコードの対応が可能となったほか、低消費電力化による作動時間の延長を実現。
●高分解能32ビット処理に加え、ノイズ耐性の高い設計を行うことで繊細な音の表現を可能にした「VELVETSOUNDアーキテクチャー」を搭載したAKM製DACチップ「AK4452」を採用。最大384kHz/32ビットのPCM、DSD256の再生に対応(ネイティブ時。DoP伝送ではDSD128までの入力に対応)。
●フィードフォワード方式のアンプ回路「THX AAA-28」をデュアルで搭載。さらに「Q3 2021」と比較してUSB DACモードでのバランス出力を300mWから330mWへと向上するなど、最大10%の出力向上を実現。
●4.4/2.5mmのバランスヘッドホン出力端子と、3.5mmヘッドホン出力端子を装備し、あらゆるヘッドホンとの接続が可能。また、3.5mmヘッドホン出力はライン入力兼用で、外部信号を検知すると自動的にライン入力モードに切り替わる。
●ノブの回転変化をA/D変換した値に基づいてアナログボリュームICを制御することにより、可変抵抗で発生するギャングエラーを排除しながらも、ボリュームノブによる直感的な音量調整が可能。
●物理スイッチにより、本体の設定をコントロール可能。BASSスイッチでは、BASSブースト機能を瞬時にオン・オフできる。マルチファンクションボタンでは、ゲインレベルやフィルターの切替えを素早く行える。

画像2: FiiOのDAC内蔵ポータブルヘッドホンアンプ最新モデル「Q3 MQA」が7月8日に発売。高処理型XMOS「XU316」の採用により、MQAのフルデコード機能を搭載

●1800mAhの内蔵バッテリーと回路基盤の低消費電力化により、USB DAC使用時では12時間以上、アナログ入力を行なった場合は23時間以上の連続使用が可能。
●USB Type-Cコネクターを採用(高速充電には非対応)。CHARGEオン/オフスイッチを搭載し、USBケーブル接続時に充電する/しないを任意に選択することで、スマートフォンやゲーム機など電力を供給できないデバイスとの使用時などに柔軟な運用が可能。
●高剛性の総アルミボディだけでなく、スマートフォンと重ねて運用することを想定して、銅ニッケルシールド&高効率電波吸収材による3重シールドを施すことで、全方位の電波干渉からオーディオ回路を保護する。

「Q3 MQA」の主なスペック

●DACチップ:AK4452
●アンプ回路:THX AAA-28×2
●接続端子:USB Type-C、3.5mmヘッドホン出力(アナログ入力兼用)、2.5mmバランスヘッドホン出力、4.4mmバランスヘッドホン出力
●対応サンプリングレート:最大384kHz/32ビットリニアPCM、DSD128(DoP)、DSD256(Native)
●寸法/質量:W105×H59×D12.5mm/約110g

https://www.fiio.jp/products/q3-mqa/

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