アクシスでは、オーストリア、Ayon Audio(アイオン・オーディオ)の管球式インテグレーテッドアンプ「Scorpio II」と「SpiritV」の取り扱いを開始する。どちらも7月の受注開始を予定。

●真空管(KT88×4)ピュアクラスAプッシュプル・インテグレーテッドアンプ
Scorpio II ¥680,000(税別)※KT150モデル¥750,000(税別)
※オプション:チューブケージ¥30,000、リモコン¥45,000、USBDACモジュール¥65,000

●真空管(KT150×4)ピュアクラスAプッシュプル・インテグレーテッドアンプ
Spirit V ¥980,000(税別)※KT170モデル¥1,100,000(税別)
※オプション:チューブケージ¥30,000、USB DACモジュール¥65,000

画像: 「Scorpio II」

「Scorpio II」

 Scorpio IIは、2015年にリリースされた「Scorpio」のアップグレードモデル。KT88(or KT150)プッシュプル構成の出力段は3極管モードと5極管モードの切り替えが可能で、純A級で動作する。

 Spirit Vは8年にわたるロングセラーを続けた「Spirit III」のアップグレードモデル。こちらもKT150(or KT170)プッシュプル構成の出力段は3極管モードと5極管モードの切り替えが可能で、純A級で動作する。

 いずれもゲインステージとドライバーステージが再設計・最適化され、特性強化とさらなるシグナルフローの短縮化を実現するとともに、新しいチョークや出力トランスの採用によって安定性を大きく向上させている。

 また、システム処理と保護機能には、一連のAyonアンプと同様に、完璧な自動バイアス設定を行なうインテリジェント・オートフィックス・バイアス(AFB)回路を始めとする先進の回路デザインが採用されている。

画像: 「Spirit V」

「Spirit V」

「ScorpioII」「Spirit V」の主な特長
●純A級プッシュプル真空管ステレオインテグレーテッドアンプ
●3極管モードと、より困難なスピーカー負荷にも余裕を持って対応する50%出力増の5極管モードにパワーステージの動作切り替えが可能
●独自のインテリジェント・オートフィックス・バイアス(AFB)回路を搭載。電源を立ち上げてから15分から20分経ち安定温度に達してから無信号状態でリアパネルのBias-setupボタンを押すとこの回路が起動し、数分かけて全出力管のバイアスを最適に自動調整する
●出力管のバイアス値をチェックできるバイアスメーターを新たに装備
●ロジカル・シーケンス・ソフトスタート・パワーアップ回路を搭載。電源オン後の緩やかな起動によって真空管寿命を延ばす
●出力管回路プロテクションサーキットシステムを搭載
●ラインレベル入力4系統とUSB入力(オプション)
●リモート対応ボリュームコントロール・フィーチャー(リモコンはオプション)
●グランド分離スイッチを装備。パワーアンプとして使う際のグランドループによるS/Nを改善(Spirit Vのみ)

「Scorpio II」の主なスペック

●使用真空管:KT88(or KT150)×4、6SJ7×2、6SN7×2
●インピーダンス:4Ω、8OΩ
●再生周波数帯域:15Hz〜40kHz
●出力:5極管モード42W×2(KT88)/50W×2(KT150)、3極管モード30W×2(KT88)/35W×2(KT150)
●接続端子:アナログ入力4系統(RCA)、USB入力1系統
●USB/DAC(オプション):PCM 384kHz/32ビット、DSD 256
●消費電力:150W
●寸法/質量:W460×H260×D360mm/29kg

「Spirit V」の主なスペック

●使用真空管:KT150(or KT170)×4、12AX7×2、6SN7×2
●インピーダンス:4Ω、8Ω
●再生周波数帯域:10Hz〜60kHz
●出力:5極管モード65W×2(KT150)/70W×2(KT170)、3極管モード 40W×2(KT150)/45W×2(KT170)
●接続端子:バランス入力1系統(XLR/2番ホット)、アナログ入力3系統(RCA)、USB入力1系統(オプション)、プリアウト1系統、ダイレクトイン1系統
●USB/DAC(オプション):PCM 384kHz/32ビット、DSD 256
●消費電力:175W
●寸法/質量:W480×H260×D370mm/33kg

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