小社では6月2日、季刊『ステレオサウンド』223号(2022年夏号)を発売いたしました。本号では読者の皆様とともに“未来に語り継ぎたい”オーディオコンポーネントを選ぶ「オーディオの殿堂」を掲載。トータル170ページにおよぶボリュウムでお届けする大特集となっています。
第1回ではスピーカーシステム20機種をご紹介いたしましたが、今回も引き続きスピーカー編です。機種の数は19。第1回とあわせると、殿堂入り105機種のうち約4割をスピーカーが占めていることに。そんなところからもオーディオの顔たる面が浮かびあがってくるようです。その多彩な顔ぶれをご覧ください。
スピーカーシステム
ブックシェルフ型の概念が変るほど大きな衝撃を与えた、加工精度が高く、美しい仕上げのイタリア製スピーカー
ソナス・ファベール
Electa Amator
![画像1: 決定! オーディオの殿堂 [第2回:スピーカーシステム編・その2]](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783364/rc/2022/06/09/638339b8fe968b48c1dfd3cfbcfd6e5b2aa9398f_xlarge.jpg)
ヴァイオリンに範を取った、末永く記憶される名機。なんという美音、サイズを意識させないスケール感
ソナス・ファベール
Guarneri Homage
![画像2: 決定! オーディオの殿堂 [第2回:スピーカーシステム編・その2]](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783364/rc/2022/06/21/d31aca8a4b120d50a38beabefdc44c1a719d1100_xlarge.jpg)
フランコ・セルブリン氏の音に対する感性を魂として宿らせた、予想をはるかに超えるサウンド
ソナス・ファベール
Stradivari Homage
![画像3: 決定! オーディオの殿堂 [第2回:スピーカーシステム編・その2]](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783364/rc/2022/06/09/2c9784832027ab4276e5f32d51b4c899e921f5b9_xlarge.jpg)
艶やかによく歌うオマージュ・シリーズ第2弾。息を飲む美しさと贅沢さ。三者に優劣はない
ソナス・ファベール
Amati Homage
![画像4: 決定! オーディオの殿堂 [第2回:スピーカーシステム編・その2]](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783364/rc/2022/06/09/ec6c461a4d68a91937a34251833120d3cf9d8bb4_xlarge.jpg)
NHK技研との共同開発で誕生後、約30年現役を続け、放送関係者にいい音の基準を植え付けた局用モニター
ダイヤトーン
2S305
![画像5: 決定! オーディオの殿堂 [第2回:スピーカーシステム編・その2]](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783364/rc/2022/06/28/1a9875566031726e111445ef3651828d0befae3f_xlarge.jpg)
ブランド誕生40周年を記念し造られた入魂のシステム。トランジェントに優れ、情報量の多さに驚かされた
ダイヤトーン
DS10000
![画像6: 決定! オーディオの殿堂 [第2回:スピーカーシステム編・その2]](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783364/rc/2022/06/28/dae803f3c48ec4d5eea545ab7cb2b08bb419655b_xlarge.jpg)
ステレオ時代スタート時に登場した小型スピーカー。真空管アンプとの組合せが響かせる美音の妙味
タンノイ
ⅢLZ in Cabinet
![画像7: 決定! オーディオの殿堂 [第2回:スピーカーシステム編・その2]](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783364/rc/2022/06/09/8766ecaf7ffcf6198a8539e40d8fa1305eaac253_xlarge.jpg)
場の空気すべてを響かせ、陶然たる再生音楽を展開。ヴィンテージスピーカーの典型であり、まさに代表
タンノイ
Autograph
![画像8: 決定! オーディオの殿堂 [第2回:スピーカーシステム編・その2]](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783364/rc/2022/06/09/59451e6640f426e659becffc0b592b6ec8fd802e_xlarge.jpg)
オーセンティック・タンノイに憧れるオーディオファイルにとって究極の存在
タンノイ
Westminster Royal
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生涯忘れられない存在。どんな音楽でも不満を抱かせない良バランスな音
ハーベス
HL Compact
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「TAD」のユニットを搭載するエクスクルーシヴ初代機。2ウェイ構成ながらその広帯域ぶりが評判に
パイオニア
Exclusive 2401 twin
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ソフトドームの可能性を打ち出したSXシリーズの2ウェイ機。独創的なスタイリングも手伝い大ヒット
ビクター
SX3
![画像12: 決定! オーディオの殿堂 [第2回:スピーカーシステム編・その2]](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783364/rc/2022/06/09/1c0b8c38d5db11ff17ebd6393a9edf84cc3b9b96_xlarge.jpg)
B&Wノーチラスの開発者が新たなアイデアで完成させたGIYAシリーズのトップモデル
ビビッド・オーディオ
G1 GIYA
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ソナス・ファベール創設者が自らの名を冠して発表した第一作。音楽性の豊かさと濃密さに驚嘆
フランコ・セルブリン
Ktêma
![画像14: 決定! オーディオの殿堂 [第2回:スピーカーシステム編・その2]](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783364/rc/2022/06/09/5b7188e881185d43df741a5695114f116b4f4cd1_xlarge.jpg)
「調和」という名の第二作は求心的で開放感に満ち卓越した音楽表現力を備える前人未到の小型機
フランコ・セルブリン
Accordo
![画像15: 決定! オーディオの殿堂 [第2回:スピーカーシステム編・その2]](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783364/rc/2022/06/09/1f2b0a131367cfe3b4775f4ba52cb22d7d9bfcc0_xlarge.jpg)
演奏者の息吹がそのまま伝わってくるような熱い表現。正しい音でありながら美しく楽しい音
マジコ
M3
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豊潤で奥深く、生よりもヴィヴィッドな音世界。「菅野サウンド」の真髄は、今も耳の底に残る
マッキントッシュ
XRT20
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変更箇所なく23 年間におよぶロングセラーを記録したヤマハ・スピーカーの伝説的大看板
ヤマハ
NS1000M
![画像18: 決定! オーディオの殿堂 [第2回:スピーカーシステム編・その2]](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783364/rc/2022/06/09/2f0130f172ae7d98290391e805deba7b14105d3a_xlarge.jpg)
わが国で大ヒットしたロジャース製BBCモニター。低音域の階調表現に優れ、まとまりの良さはさすが
ロジャース
LS3/5a
![画像19: 決定! オーディオの殿堂 [第2回:スピーカーシステム編・その2]](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783364/rc/2022/06/09/f913a8f797e517203caa65d225e31654ba78e19e_xlarge.jpg)
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特集「オーディオの殿堂」では巻頭座談会や殿堂入り機種にまつわる評論家諸氏によるエピソードを収録。読者と同条件で投票に臨んだ14名がどのように機種選定をしていったのかや、読者投票の一部も紹介しています。このほか話題の新製品も充実。新譜紹介や連載エッセイなど、オーディオを多方面からお楽しみいただける内容となっています。