MusicaNote(ムジカノート)から、スーパートゥイーターの新製品「S-STW201」が発表された。市場想定売価¥66,000(ペア、税込)で、6月1日の発売を予定している。

 S-STW201は、超広帯域ドライバーを工芸品のようなディフューザー(指向性を広げるための拡散器)とコンパクトなフォルムのボディに収納。同社「S-STW01」の上位機種として高級感を演出した製品となる。

 音楽の微妙なニュアンスの表現には再生機器の過渡特性が重要で、スピーカーシステムの過渡特性を向上させるには高域再生能力を伸ばす必要がある。例えばCD音源を充分な過渡特性で再生するためには、少なくとも一般大人の可聴帯域(〜15kHz)の5倍程度の帯域(〜75kHz)が必要だと同社は考えている。

 それを踏まえて、S-STW201では150kHzまでの再生を実現、メインスピーカーにS-STW201を並列接続することで、生音に近い微妙なニュアンスや息使い、ホールの雰囲気まで感じる事ができるようになるという。

画像: ムジカノート、150kHzまで再生できるスーパートゥイーター「S-STW201」を6月1日に発売。ビンテージスピーカーと組み合わせでも、音楽の微妙なニュアンスまで再現できる

「S-STW201」の特徴

●20kHz〜150kHzの再生が可能な高分子圧電ハイル型ドライバー+ショートホーンを片チャンネルに2基搭載
●日本古来の文様「麻の葉」をアレンジ、音が効率よく拡散するようにデザインされたディフューザー
●薄板を曲げた美しいフォルムで、木目が生きる仕上げ
●ハイパスフィルター用コンデンサーの交換が可能
●メインスピーカーに合わせてレベル調整、カットオフ周波数調整が可能

「S-STW201」の主なスペック

●使用ユニット:高分子圧電ハイル型ドライバー
●インピーダンス:80Ω以上(20kHz〜100kHz)
●能率(公称値):90dB/2.83V/m
●再生周波数帯域:20kHz〜150kHz
●寸法/質量:W80×H79×D80mm/500g

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