アキュフェーズは、絶大な駆動能力を備えたAB級ステレオパワーアンプのフラグシップモデル「P-7500」を発表した。価格は¥1,485,000(税込)で、3月下旬の発売を予定している。

 P-7500は、2015年末に発売された「P-7300」の後継機として開発されたモデルで、ストレートでエネルギー感に溢れた音色を備え、回路・構成面のすべてに最新テクノロジーを集結している。

 電力増幅段には、パワートランジスター10パラレル・プッシュプル出力段を採用、さらに超重量級の高効率大型トロイダルトランスと新開発60,000μF大容量フィルター・コンデンサーを使った電源回路部によって、従来モデルを大きく上回る定格出力300W×2(8Ω)のハイパワーを実現している。

 アンプ部の構成としては、超低雑音インスツルメンテーション・アンプなどの最新技術を採用、同時に信号入力部と電力増幅部のゲイン配分を最適化することで、SN比130dBを達成した。

 プロテクション回路には、音質と長期信頼性に優れたMOSFETスイッチや大型エッジ・ワイズコイルを搭載。バランスド・リモート・センシングにより出力回路を徹底的に低インピーダンス化して、ダンピングファクターは1,000を達成、大型スピーカーも軽々と駆動しエネルギー感に溢れた音楽を奏でてくれる。

画像: アキュフェーズ、AB級ステレオパワーアンプ「P-7500」を3月下旬に発売。ストレートでエネルギー感に溢れた音色を備え、回路・構成面のすべてに最新テクノロジーを集結

 P-7500の主な特長は以下の通り。

●パワー・トランジスター「10パラレル・プッシュプル出力段」
●「インスツルメンテーション・アンプ」採用
●増幅部に「MCS+回路」と「カレント・フィードバック増幅回路」を搭載
●「バランスド・リモート・センシング」「3段ダーリントン接続」を採用
●高ダンピングファクター1,000を達成
●4段階のゲイン・コントロール機能
●バランス入力端子の極性切替機能
●バイアンプ接続とブリッジ接続への切替機能
●スピーカー出力のショート事故を防ぐプロテクション回路
●伝統的なシャンペン・ゴールドのアルミ・フロントパネル
●フロントパネルの取手は厚みを加えた力強い意匠を採用
●アルミ材ヘアライン仕上げのトッププレート
●-50dBの指標が追加された高感度大型パワーメーター
●振動減衰特性に優れた「ハイカーボン鋳鉄製」インシュレーター
●OFC導体5芯構造の電源コード「APL-1」

「P-7500」の主なスペック

●定格出力:
 ノーマル/バイアンプ接続=300W×2(8Ω)/600W×2(4Ω)/900W×2(2Ω)
 ブリッジ接続=1,200W(8Ω)、1,800W×2(4Ω)
●全高調波歪率(20Hz〜20kHz):
 ノーマル/バイアンプ接続=0.05%(2Ω)/0.03%(4〜16Ω)
 ブリッジ接続=0.05%(4〜16Ω)
●再生周波数特性(定格出力時):20Hz〜20kHz(+0、-0.2dB)
●ダンピングファクター:1,000以上(ノーマル/バイアンプ時)
●接続端子:アナログ入力2系統(XLR、RCA)
●消費電力:1,050W(8Ω負荷定格出力時)、0.3W(待機時)
●寸法/質量:W465×H238×D515mm/49kg

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