ソニーグループ株式会社、ソニー株式会社、ソニーPCL株式会社は、株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ所属、ジャニーズ事務所の6人組グループ 「SixTONES」(ストーンズ)が、ソニーPCLの新たなクリエイティブ拠点「清澄白河BASE」にて最新映像技術、バーチャルプロダクションを活用した音楽映像コンテンツを、2022年3月1日(火)に公開する。
今回は、ソニーPCLの新たなクリエイティブ拠点となる清澄白河BASEで、一般公開される作品としては初めて撮影が行なわれた。時間や場所の制約にとらわれず“クリエイターが本当に表現したいこと”を追求できる撮影手法として期待が高まっているバーチャルプロダクションを使用し、新たな音楽パフォーマンスの可能性を探求し、提案する、実験的な企画となっている。
バーチャルプロダクション技術は、大型LEDディスプレイに3D CG背景を映し、その前にオブジェクトや人物を配置してカメラで撮影することで、背景に映し出された場所で実際に撮影したかのような映像制作を実現できるものだ。
ディスプレイの前面に鏡面のステージや砂を敷くなどの美術セットを作りこむことで、よりリアル空間とバーチャル空間の境界がわからない、リアルな空間を生み出すことができる。また、背景に合わせて演者に実際に風をあてることで、背景と演者の一体感を生み出すこともできるという。
背景がカメラの動きに合わせてリアルタイムで変化する特性を活かしたカメラワークは、ほぼノーカットでSixTONESのダンスを捉え、臨場感あふれる圧巻の楽曲パフォーマンスを実現している。楽曲の世界観をイメージした幾何学的なオブジェクトが点在する閉鎖空間から、一瞬で果てしない宇宙のような空間へ様変わりする背景は、映像に壮大なスケールをもたらしている。