光城精工(KOJO TECHNOLOGY)では、ポータブルヘッドホンアンプ「KM01-Brass(真鍮製)」をリバイスし、「Doyaguドヤグ(砲金製)」として復刻、限定300台で発売する。価格は¥110,000(税込)で、2月17日(木)に発売される。

画像1: KOJO TECHNOLOGYから、シャーシに砲金を採用したポータブルヘッドホンアンプ「Doyagu」を2月17日に発売。人気モデル「KM01-Brass」をリバイスし、音質を高めた

 KM01-Brassは、ポータブルやモバイルといった用途からかけ離れた重量と存在感を持つ製品だった。今回復刻を遂げたDoyaguは、意匠性と素材がさらに見直されている。その特徴は以下の通り。

●ポータブルヘッドホンアンプの筐体として砲金(Gunmetal)を採用した。砲金は真鍮と同様に銅合金だが、銅の配合成分率が高いことから粘り強さを備えているのが特長だ。インゴット状態にある砲金は適切なサイズにブロック化(重量約1.3kg)され、意匠に基づいたボディへと切削加工している。

●電源部は単4電池1本という手軽さながら、直流平滑(リップル抑制)段に使用される大容量コンデンサーに、内部抵抗が小さく高リップル電流耐量の導電性高分子アルミ固体電解コンデンサ−「OS-CON」(パナソニック製)とノイズキャンセリング用のKEMET製セラミックコンデンサーを併用。2,700μF×3個の贅沢仕様となっている。

●信号増幅段には、Rail to Railのオペアンプを採用し、低い電源電圧ながらもダイナミックレンジを広く確保するなど、音質への拘りを徹底。

●裏面の真鍮プレートには、レーザ加工によりシリアルを刻印。

●音響用部品と通常の部品をバランスよく配置し、ノイズの影響を考慮したレイアウトと、砲金削り出しボディのコラボレーションにより、滑らかで透明な高域から低域を表現。

画像2: KOJO TECHNOLOGYから、シャーシに砲金を採用したポータブルヘッドホンアンプ「Doyagu」を2月17日に発売。人気モデル「KM01-Brass」をリバイスし、音質を高めた

「Doyagu」の主なスペック

●接続端子:3.5mm入力、3.5mmイヤホン出力
●推奨負荷インピーダンス:16.300Ω
●再生周波数特性:10Hz〜100kHz(+0dB、-0.5dB)
●定格出力:8mW+8mW(32Ω負荷)
●S/N:80dB以上
●全高調波歪率:0.05%以下
●連続動作時間:約14時間(アルカリ電池)
●寸法/質量:W57×H93×D19mm/約327g(電池含まず)

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