スティーブン・スピルバーグ監督が、「ロミオとジュリオット」をモチーフにした〈伝説のミュージカル〉を念願の映画化。社会の分断を乗り越えようとした“禁断の愛”の物語を、エンターテイメント史に残る数々の名曲とダイナミックなダンスと共に描いた感動のミュージカル・エンターテイメント『ウエスト・サイド・ストーリー』が、2022年2月11日(祝・金)に公開となる。
そしてこの度、スピルバーグ監督が本作の制作秘話を明かす特別映像が解禁! 「長年の夢が実現し、ついに映画化できた」と本作への愛を語るとともに、不朽の名作を“今この時代”に描くことについての想いを明かした。
これまで数々の名作を世に生み出しハリウッドで歴史を作り続けてきたスピルバーグが、監督キャリア史上初めて手掛けるミュージカル映画となる本作。解禁された映像は、そんな本作に懸ける真剣な想いが伝わってくるようなスピルバーグの撮影中の様子から始まる。「私が挑むべきミュージカルをずっと探し続けていました。『ウエスト・サイド・ストーリー』のレコードを10歳の時に聞いて以来、頭から離れません。長年の夢が実現し、ついに映画化できたのです」と、幼少期から常に寄り添っていた物語を、自身の手で映画化することへ喜びを語るスピルバーグ。
本作では“異なる立場を超えて、私たちは手を取り合うことができるのか?”というテーマのもと、トニーとマリアの燃え上がるような“禁断の愛”が圧倒的なダンスと数々の名曲とともに描かれているが、スピルバーグは「考えの異なる人々の間の分断は昔からあります。ミュージカルで描かれた1957年のシャークスとジェッツの分断よりも、私たちが直面している分断の方が深刻です。5年をかけた脚本づくりの過程で気付いたのです。人々の分断は広がり、もはや人種間の隔たりは一部の人の問題ではなくなった。観客すべてが直面する問題なのです」と、“今”を生きる人々にとっても重要なテーマであり、だからこそ60年以上の時を経た今、再び映画化する意味があったことを語る。
そして「あらゆる世代に訴えかける深い物語です。愛はどんな隔たりも埋めてくれます。時代を超えて何度でもこの物語を思い出すことでしょう」と、いつの時代においてもその中にある“愛”が人々を深く感動させることを語った。
マリア役のレイチェル・ゼグラーは本作について、「この物語は明らかに社会で起きていることとずっと関連性を保っているわ。この映画には多くのメッセージがあると思うの。中でも最も重要なものの一つは、“私たちには居場所がある”ということ。本作で歌われる楽曲はただの希望の歌ではなく、大きな宣言だと思うわ」と、本作に込められたメッセージを熱く語る。
また、トニー役のアンセル・エルゴートも「ストーリーがとても素晴らしいと思う。笑わせてくれるし、泣かせてくれるし、愛を感じさせてくれる。そして素晴らしいダンス、歌、音楽がある。そういう理由で、これは本当に作品として傑作なんだ」と本作の色褪せない魅力を語った。
先日USでも公開を迎え、全米初登場NO.1スタートを切り、批評家・鑑賞者からは「オリジナルを超えた」「スピルバーグ監督の最高傑作」など大絶賛の嵐。第79回ゴールデングローブ賞では、作品賞(ミュージカル・コメディ部門)・監督賞・主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)・助演女優賞の主要4部門でノミネートされ、アカデミー賞最有力との呼び声も高い。
混沌とした時代の中、偏見と闘いながら夢を追いかける、“今”を生きる若者たちの禁断のラブストーリーを描くミュージカル・エンターテインメント、『ウエスト・サイド・ストーリー』。この冬、<伝説>のミュージカルが新たな感動を巻き起こす!
映画『ウエスト・サイド・ストーリー』
2022年2月11日(祝・金) 全国ロードショー
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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