シャープは、人気のウェアラブルスピーカーに、音声アシスタント機能を搭載したAQUOSサウンドパートナー「AN-SC1」を開発、クラウドファンディングサービスの「GREEN FUNDING」で9月2日より支援者の募集を開始する。

 AQUOSサウンドパートナーは、首にかけて使うネックスピーカーで、周囲の音を遮ることなく、テレビやスマートフォンの音声を耳元で聴くことが可能なアイテム。2018年10月に初号モデル「AN-SS1」を発売し、2019年3月に高音質モデル「AN-SX7」を、2020年7月に「AN-SS2」とラインナップを増やしてきた。

 このシリーズは、昨今のステイホームという環境もあり、リモートワークでのビデオ会議やオンライン学習といった使われ方も広がっているそうだ。

画像: シャープ、身につけるAIスピーカー「AN-SC1」を開発。クラウドファンディング「GREEN FUNDING」で9月2日より支援者の募集を開始する

 今回発表されたAN-SC1は、新たにWi-Fi接続に対応し、音声アシスタントの「Amazon Alexa」を搭載している。これにより音声操作でニュースや音楽を聞いたり、調べものをしたりするなど、さまざまなサービスを利用できる。また、テレビ、エアコンなどの家電製品や照明器具など、音声アシスタント対応機器の音声操作も可能だ。

 シャープでは以前から8Kと5Gを活用してAIoTにつなげていく指標を表明してきた。AN-SC1はそのためのサウンドパートナーの進化形という位置づけのようだ。同社では「身につけるAIスピーカー」「テレビ、スマホの音をワイヤレスに」「約92gの軽量設計」という3つの特長もそれを示している。

 基本的な製品スペックは従来機のAN-SS2を踏襲し、Bluetoothの対応(SBC、AAC、aptX、aptX LL)なども同様だ。進化点は先述のようにWiFi接続機能を備えた点と、音声認識精度を向上するために搭載マイクを3個に増やしている(従来は1個)。連続再生時間はBluetooth接続時で約10時間、WiFi接続時で約6時間。

 今回のクラウドファンディングの詳細は以下の通り。AN-SC1の一般販売は決まっていないそうなので、気になる方はしっかりチェックしていただきたい。

「AN-SC1」クラウドファンディングの概要

●URL:https://greenfunding.jp/portals/pages/aquos_ai_soundpartner
●募集期間:2021年9月2日(木)〜10月31日(日)
 ※商品の発送は、2022年1月以降を予定
●先着価格(税込):¥19,000(台数限定)〜

「AN-SC1」の主なスペック

●音楽再生時間:約10時間(Bluetooth接続)、約6時間(Wi-Fi接続)
●通信方式:Wi-Fi(IEEE802.11 b/g/n 2.4GHz)Bluetooth 5.0
●音声アシスタント機能:Amazon Alexa
●Bluetoothコーデック:SBC、AAC、aptX、aptX Low Latency
●接続端子:USB Micro-B(充電用)
●寸法/質量:約W184×H18×D185mm/約92g

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