モダニティから、アメリカ・ニューヨークのオーディオメーカーSTATUSブランドの、ワイヤレスヘッドホン「FLAGSHIP ANC」が、7月上旬に発売される。価格は¥26,800(税込)。

画像: 米STATUS、ノイキャン対応ワイヤレスヘッドホン「FLAGSHIP ANC」を7月上旬に発売。aptX HDをサポートし、高音質を快適な装着感で楽しめる

 STATUSは、2014年アメリカはニューヨークで設立された新興のオーディオブランド。5月には3ドライバー仕様の完全ワイヤレスイヤホン「BETWEEN PRO」で人気を博し(今月、一般販売予定)、今回満を持して、ワイヤレスヘッドホン、そのフラッグシップを謳う製品が発売される。

 FLAGSHIP ANCはその名の通り、ANC=アクティブノイズキャンセル機能に対応した製品で、最大-40dBもの静音性能を持つという。実際に満員の通勤電車内でテストしてみてところ、ゴーという走行音や、ボーという送風のノイズは綺麗に除去してくれる。周囲の騒音をすべてキャンセルしてくれる、というわけではなく、高域寄りのノイズは多少残すようチューニングされているようで、気にならないほどの環境音の中で、音楽をくっきりと楽しめている、という印象となる。ちなみに、車内アナウンスはきっちりと聞けた。

 搭載ドライバーは40mm径のダイナミック型で、再生周波数帯域は10Hz~30kHzとワイドレンジを確保している。Bluetoothについてはver.5.0をサポートし、コーデックはSBC、AAC、aptX、そしてaptX HDに対応するので、aptX HDコーデックをサポートするポータブルプレーヤーと組み合わせれば、より高音質に音楽を聴取できるだろう。

 デザインについては、各部の形状はフラットサーフェイス仕様で、マット(艶消し)な塗装と合わせ高級感を演出している。イヤーカップ外面はタッチセンサーを内蔵しており、耳元での各種操作が簡単に行なえるようになっている。また、ヘッドバンドとイヤーパッドにはヴィーガンレザー(動物由来ではない皮革)を用いており、肌触りのいい質感にて、装着性も高くデザインされているのも、フラグシップらしい外観を擁していると言えるだろう。

画像: 内側にはLとRを大きく表記している

内側にはLとRを大きく表記している

 なお、内蔵バッテリーの駆動時間は最長約35時間で、バッテリーが切れてしまった場合は、同梱のケーブル(両端が3.5mmステレオミニ)を使えば、有線接続・再生も可能となる

画像: 曲げて、ひねってコンパクトになる。操作ボタン類は左側のカップに集められている

曲げて、ひねってコンパクトになる。操作ボタン類は左側のカップに集められている

 実際に、ハイレゾコンテンツをaptX HDコーデックで聴くと、ふわっと音が広がるような軽やかな音場感が得られ、音階の描き分けや響きの余韻も綺麗に再現されていた。ANCをオンにすると、若干音が軽くなるので、音量を2ポイントほど上げるといい。同梱ケーブルにて有線接続も可能だが、ケーブルの質によるのか、これは緊急用と割り切ったほうがいいだろう。ちなみにタッチ操作は、上下方向へのスライドでボリュウムのアップダウン、左右方向で楽曲操作となる。ANCオン、オフ、外音取り込みモードは、左側のカップの楕円ボタンにて切り替え。反応はいい。男性の声によるガイダンスは新鮮な印象。

画像: 持ち運びに便路な収納ケースも付属

持ち運びに便路な収納ケースも付属

FLAGSHIP ANCの主な特徴
・連続再生時間35時間
・アクティブノイズキャンセリング搭載。最大-40dB
・4つのマイクでcVcノイズリダクション。クリアで快適な通話環境を提供
・ラグジュアリーな仕上げとヴィーガンレザーの採用
・適正な重量配分と260gの軽量ボディで、自然なフィット感を提供
・3つ指タップでトランスパレンシー(外音取り込み)モード
・SBC、apt-X HDコーデックをサポート
・ワイヤレス規格は、Bluetooth5.0対応
・ワイヤードケーブルで有線接続も可能
・40mm径のダイナミックドライバー搭載
・10Hz~30kHzという広帯域を再生
・タッチ操作で各種操作(音量調節/プレイ/ポーズ/曲送り/前曲戻し/トランスパレンシーモード/ボイスアシスタント)が可能

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