シーエスフィールドは、フランスLIEDSON(リードソン)のステレオパワーアンプ「ODEON」(オデオン)を7月1日に発売する。価格は定格出力250Wの標準仕様が¥2,400,000、500Wの特別仕様が¥3,200,000(どちらも税別)。

 「ORATORIO」(オラトリオ)に続く第2弾パワーアンプで、天然木とアルミを組み合わせたバイマテリアルデザインを採用。寄生振動を回避するとともに、独自にモディファイしたデュアル・フィードバック・ループ技術を投入したクラスDアンプとなっている。

 動作モードはPWM(パルス幅変調)原理に基づいている。高い効率性(90%以上)を確保し、放熱量は従来の5分の1に過ぎないので、ヒートシンクも排除した。更にデュアル・フィードバック・ループ技術により、従来のD級アンプに比べ、利得、位相回転、歪み率、堅牢性等で飛躍的な向上を遂げている。

 熱交換は、シャーシの底部(表面全体が厚み1cmのアルミ)を介して行われ、良好な熱放散と優れた機械的強度が得られるため、効率的に内部振動がキャンセルされている。

 オデオンは、8Ω負荷で250W×2、4Ω負荷では500W×2まで出力可能な設計。500W×2の特注仕様も準備されており、その場合は2倍の出力が可能となる。

画像: 250W×2の出力を備えたクラスDパワーアンプ、リードソン「ODEON」が本日デビュー。天然木とアルミを組み合わせた美しいフォルムも必見

「ODEON」の主なスペック(標準仕様)

●定格出力:250W×2(8Ω)、500W×2(4Ω)
●最小負荷インピーダンス:2.5Ω
●最大合計(増幅+電源)効率:84%
●ダイナミックレンジ:117dB
●消費電力:24W(待機時0.15W)
●寸法/質量:W442×H82×D347m(脚部除く)/約16kg

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