クリエイティブメディアから、USB接続対応のPC用アクティブスピーカー「Creative T60」が、6月中旬に発売される。価格はオープンで、同社直販サイト価格は¥9,801(税込)となる。
Creative T60は、同社の代名詞とも言えるPC用サウンドカードSound Blasterシリーズで培ったオーディオ技術を搭載した、Hi-Fi仕様にまとめられたPC用のデスクトップスピーカー。
内蔵デジタルアンプは、最大60Wの出力を持っており、併せて低音を増強するBasXPort技術の搭載によって、明瞭さと量感を併せ持ったサウンドが楽しめるという。搭載ユニットは、2.75インチ(約70mm)径のフルレンジで、50Hz~20kHzまでの周波数再生能力を持つ。
オーディオ信号の処理に関しては、先述のようにSound Blasterシリーズの技術を援用することで、人の声がクリアに聴ける「Clear Dialog」、豊かなサラウンド感を再現する「Surround」といった諸技術で、エンターテイメント性に優れたデスクトップサウンドが楽しめるとしている。
入力(接続)は、アナログオーディオ(3.5mmステレオミニジャック)、USBオーディオ、およびBluetooth(無線)に対応しており、組み合わせる機器に合わせて自由に選択でき、同社から発売されているサウンドバーと同じく、パソコン(Win/Mac)のUSB端子に接続すれば即、USBオーディオの再生が行なえるようになる。Bluetoothもサポートしているので、スマホやタブレットに格納している楽曲のワイヤレス再生も手軽に楽しめる。
面白いのは、本機にヘッドセット端子/マイク端子を備えているところ。普段使っているヘッドセット、もしくはイヤホン・マイクを、有線モデルの場合はそれらを本機に接続。ワイヤレス(無線)モデル(通話プロファイルHFPをサポートしている必要あり)の場合はBluetoothで接続すると、音声通話やボイスチャットが行なえるようになる。接続を解除すれば、Creative T60はスピーカーに戻るという具合だ。Creative T60には切り替えボタンもあるので、ヘッドセットを有線接続したままでも、ヘッドホン(ヘッドセット)とスピーカーを任意に切り替えることができる。
なお、パソコンとCreative T60をUSB接続(USBオーディオ)して使う場合、Creativeの音声コミュニケーションアプリ「SmartComms Kit」の便利機能の適用が可能で、発言しないときはマイクが無効となる「VoiceDetect機能」、話し手双方の背景ノイズを低減する「NoiseClean機能」によって、快適な通話が行なえるとしている。
なお、クリエイティブメディアでは、本Creative T60の発売を記念して製品モニターも募集している。
<製品モニター募集>
●対象:自身のYouTubeやブログ等で、Creative T60のサウンドや、在宅ワーク等でのオンライン ボイス コミュニケーションなどで使用した感想などの製品レビューを、~2021年7月18日(日)までに発信可能な人。モニター終了後に本製品のレビューを掲載し、SNS等で拡散すると、モニター利用した製品をそのままプレゼントする
●モニター製品:Creative T60、およびヘッドセット(モニター用Aurvana In-ear2 Plus)
●募集人数:5名様程度
●応募条件:日本国内にお住まいで、~2021年7月18日(日)までにYouTubeやブログ等に製品のレビューや感想などを掲載し、SNS等で拡散して頂ける方
●応募期間:2021年6月16日(水)~2021年6月29日(火)
●応募フォーム:https://forms.gle/EENhhHt8LymdbLtD7
●製品発送:2021年7月5日(月)より順次発送
●モニター期間:2021年7月5日(月)~2021年7月18日(日)
※製品モニターをお願いする方へは、個別にクリエイティブメディアからご連絡させて頂きます。掲載いただいた内容は、当社でも利用させて頂く事を予めご了承ください。
Creative T60の主な仕様
スピーカー構成:2.75インチ フルレンジ×1
出力:総合30W/ピーク出力60W
周波数特性:50Hz~20kHz
S/N:75dB
Bluetooth ver:5.0
対応プロファイル:A2DP、HFP
対応コーデック:SBC
接続端子:AUX入力(3.5mm)、USB-C、ヘッドホン出力(3.5mm)/ヘッドセット入出力(3.5mm4極)、マイク入力(3.5mm)、左サテライトスピーカー用出力、電源入力
電源:DC18V/2A
寸法:W157×H199×D92mm(右スピーカー)
質量:約1.9kg(左右セット)