リンジャパンは、同社ネットワークプレーヤー「DS」「DSM」について、ロスレスストリーミングサービスのDeezerに今月(6月)中のアップデートで対応すると発表した。
Deezerへの対応については以前から告知されていたが、今回本体ファームウェアとアプリ「Linn app」のアップデート時期が決定したわけだ。各社ストリーミングサービスのロスレス対応が進む中、DSシリーズでDeezerが楽しめるようになるのも、ユーザーには嬉しい進歩といえるだろう。
またDeezer対応のアップデートと同じタイミングでに、新型「KLIMAX DSM」「KLIMAX SYSTEM HUB/1」でeARCに対応することも発表された。eARCは、テレビからオーディオ機器にHDMIケーブルを通じてマルチチャンネルPCM音声やドルビーアトモス、ドルビートゥルーHD、DTS-HD MAといったロスレス音声の伝送が可能な仕様だ。今回eARCに対応したことで、テレビで再生している配信コンテンツのマルチチャンネル音源をDSM経由で再生できるようになる。
さらに今回、「Linn Account System」へのアクセス方法が今後3ヵ月ほどで変更されることも発表された。変更後は、Davaar 81以降のファームウェアにアップデートしていないユーザーは、「Manage Systems」を利用して「Account Space Optimisation」を含むシステム設定ができなくなる。該当者は、早めにDavaar 81にアップデートをしておいた方がいいだろう。