ハーマンインターナショナルは、JBLの創立75周年モデル第一弾「L100 Classic 75」を全世界限定750セット(日本国内は50セット限定)で販売する。¥750,000(税込、ペア、スタンド付属)で、今夏の発売を予定している。

 本機は、JBL史上最大の販売実績を誇ったスピーカーシステムとして1970年代に登場した「L100 Century」をモチーフとして開発された「L100 Classic」をベースにした限定モデルだ。フロントバッフルを含む全6面に美しいチーク・リアルウッドを用いた新たな意匠を施し、限定シリアル番号付き記念プレートを装着している。

 エンクロージャーは美しいチーク材によるリアルウッド突板仕上げを採用。ウッドフィニッシュが施されたフロントバッフルには、ブラックのQuadrexフォームをチーク材のウッドフレームで縁どったグリルが装着される。背面には、JBLのチーフ・システムエンジニアであるChris Hagen氏の署名とペアのシリアルナンバーが刻印された記念プレートが装着され、アニバーサリー・エディションであることを示している。

画像: 左がシリアルナンバー入りの記念プレート。金メッキ・バインディングポスト型のデュアルターミナルも採用している(写真右)

左がシリアルナンバー入りの記念プレート。金メッキ・バインディングポスト型のデュアルターミナルも採用している(写真右)

 音響面では、新たにデュアルダンパー設計を取り入れたウーファーユニットによる奇数次高調波歪の低減を実現。製造プロセスからの見直しによってよりスムーズな周波数レスポンスを獲得したミッドレンジおよびトゥイーター、クロスオーバー素子のアップグレードと共にバイワイヤー接続/パッシブバイアンプ駆動に対応するセパレート型ネットワークも内蔵している。

 L100 Classic 75はマッチドペア・システムとして販売され、スピーカースタンド「JS-120」がペアで同梱されている。システム全体は、リミテッド・エディションのアートワークが印刷された特別製造のウッドコンテナで出荷されるという。

 なおJBLでは創立75周年第2弾モデルとして、インテグレーテッドアンプ「SA750」も登場予定。今回のL100 Classic 75と合わせて、世界中のJBLファンが注目するコレクターズ・アイテムとなることは間違いないだろう。

画像: L100 Classic 75専用コンテナボックス

L100 Classic 75専用コンテナボックス

「L100 Classic 75」の主なスペック

●型式:3ウェイ3スピーカー・バスレフ型
●使用ユニット:300mm径ピュアパルプコーン型ウーファー、130mm径ピュアパルプコーン型ミッドレンジ 、25mm径チタンドーム型トゥイーター
●インピーダンス:4Ω
●出力音圧レベル:90dB/2.83V/m
●周波数特性(-6dB):40Hz〜40kHz
●クロスオーバー周波数:450Hz、3.5kHz
●寸法/質量:W390×H824×D362mm/35.1kg(グリル/スタンド含む)

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