アユートでは、Astell&Kernブランドの「A&futura SE180」(¥209,980、税込)専用オールインワンモジュール「SEM2」(¥49,980、税込)について、部材調達の遅れにより発売日を延期すると発表した。当初は今年5月21日(金)の発売を予定していたが、暫定7月頃(詳細未定)になるとのことだ。

 A&futura SE180は、DAC部分をモジュール構造にしたモデルで、出荷時には「SEM1」モジュールが同梱されている。こちらのDACチップは8ch仕様のESS社製「ES9038PRO」を搭載しており、広いダイナミックレンジとシャープなディテイル再現に焦点が当てられているという。

 SEM2は、DACチップにAKMの「AK4497EQ」を左右独立させたデュアル仕様として搭載。対応サンプリングレートはPCM 768kHz/32ビット、DSD512のネイティブ再生が可能だ。AKMについては先頃の工場火災の影響で全世界的に部品供給が遅れているという。今回もその一貫ということなのかもしれない。

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