パナソニックから、2Kディーガの新製品4モデルが発表された。型番と市場想定価格は以下の通り。すべて6月中旬の発売予定だ。

DMR-2X301 ¥110,000前後(税込、HDD容量3Tバイト)
DMR-2W201 ¥66,000前後(税込、HDD容量2Tバイト)
DMR-2W101 ¥59,000前後(税込、HDD容量1Tバイト)
DMR-2W51 ¥51,000前後(税込、HDD容量500Gバイト)

画像: 全録モデルの「DMR-2X301」

全録モデルの「DMR-2X301」

 DMR-2X301は全自動ディーガの新製品で、6chの全録用チューナーと1chの通常録画用チューナーを搭載。内蔵HDD容量が3Tバイトにアップしたことで、最大6chの番組を24日分保存できるようになった(従来モデルDMR-2X200はHDD容量2Tバイトで、最大6chを16日間保存)。

 レギュラーモデルのDMR-2W201、DMR-2W101、DMR-2W51は地デジ/BS/110度CSデジタルチューナーを2基搭載。HDD容量はそれぞれ2Tバイト、1Tバイト、500Gバイトで、別売のUSB HDDをつなげば容量の拡大も可能だ。どのモデルもSeeQValtにも対応している。

 最近はTVerなどの見逃し配信サービスにより、全録への需要が減ってきている。しかしTVerでは最大7日間しか番組が保存されないのに対し、全自動ディーガでは上記のように最大24日間の保存が可能で、しかも大画面テレビでも楽しめるなど、メリットも大きい。パナソニックではTVerのユーザーから全自動ディーガへのステップアップを提案したいという狙いもあるようだ。

画像: レギュラーシリーズのトップもです「DMR-2W201」

レギュラーシリーズのトップもです「DMR-2W201」

 そのDMR-2X301を含む新製品4モデルには、4Kディーガから受け継いだ「快速番組表」も搭載。スクロールのスピードは同社2020年モデルの約2倍に向上、同時に番組表の表示領域も拡大され1時間の枠内に4番組まで表示されるようになっている。

 また昨今のレコーダーの使い方として、アプリによる視聴も増えているという。パナソニックではそのために無料アプリの「どこでもディーガ」のバージョンアップを行う(5月に実施予定)。

 新アプリではホーム画面が新設され、よく使う機能へのショートカットボタン(カスタマイズ可能)や、現在放送中の番組が表示されるようになった。またテレビ番組で紹介されたお店の情報を自分のスマホに登録したり、あるいは店名や地図情報にリンクするといった機能も準備されている。

 ディーガはネット動画機能が充実していることも特長で、新製品4モデルでもアマゾンプライムビデオやhulu、Netflixなど主要VODサービスの再生機能も搭載されている(別途契約は必要)。ネット動画再生機能を搭載していないテレビやプロジェクターのユーザーには嬉しい機能といえるだろう。

 なお今回の4モデルの出力端子はHDMIが1系統のみ。音声出力もHDMIを使うようになっており、光/同軸デジタルやアナログ音声出力は搭載されていない。

画像: DMR-2X301のリアパネル。出力端子はHDMIのみ

DMR-2X301のリアパネル。出力端子はHDMIのみ

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