B&O(Bang & Olufsen)から、同ブランド初のワイヤレスゲーミングヘッドフォン「Beoplay Portal」が発表された。価格は¥59,900(税込)で、Black Anthracite(4月末発売予定)、Grey Mist(5月末発売予定)、Navy(6月上旬発売予定)の3色をラインナップしている。
Beoplay Portalは、ゲームに没頭できるクォリティと機能性、ユーザーインターフェイスを融合し、再解釈した製品だという。ゲームはもちろん、映画や音楽鑑賞、在宅ワークなど多目的に使えるよう開発されている。
ブルートゥース接続だけでなく、2.4GHz帯ワイヤレスによる低遅延のサウンド、マイクパフォーマンス、アダプティブANC(アクティブノイズキャンセリング)、透過モードといった機能を搭載している点がポイントだ。その主な特長は以下の通り。
●ゲーミング向けにワイヤレス接続を最適化
XboxシリーズX|Sおよび、Xbox Oneとダイレクトに接続可能。2.4 GHz帯を利用して、高帯域幅、低遅延のパフォーマンスを発揮する(Windows PCと接続する時は、Xboxワイヤレス専用の別売アダプターを使うことで、 遅延の少ないデジタル転送方式で接続可能)。また、Bluetooth 5.1、およびUSB Tyep-CでPC・スマートフォンとつなぐことで、外出先でもB&Oサウンドを楽しめる。BluetoothのコーデックはAACやaptX Adaptiveに対応。
●サラウンドサウンドとビームフォーミング技術
Dolby Atmos for Headphonesによるバーチャルサラウンドサウンドを採用。
●直感的なタッチセンサーによる操作
両側のイヤーカップはダブルタップ操作でマイクのミュート、音楽再生・停止、着信応答が可能。また、左右のタッチバーで、ボリュウム調整、ANC・透過性モードの切り替え等が行なえる。
●外観のシンプル化と装着時にフィットする形状・デザイン
アルマイト加工が施された勾配のあるアルミニウムのイヤーカップから、高品質・耐久性のある素材の使用、比類なきクラフトマンシップなど、スカンジナビアデザインの価値観をゲーミングの世界に盛り込んでいる。Beoplay Portalは重さ282gと軽量で、顎の形状に沿った形状記憶のイヤークッションは、快適さとともに、音響効果を高める役割も備えている。
側圧のバランスを考慮したクッションは密閉性も高く、使い込むことでより耳に馴染んでくる。ヘッドバンドの内側には、耐久性と通気性に優れた高品質の竹繊維を採用、パッドはラムスキン素材を使うことで負担を軽減し、長時間装着しても疲れにくい仕様になっている。
「Beoplay Portal」の主なスペック
●使用ユニット:40mmエレクトロダイナミックドライバー
●再生周波数帯域:20〜22,000Hz
●インピーンダス:24Ω+/-15%
●出力音圧レベル:95dB@1kHz/1mW
●Bluetoothコーデック:aptX Adaptive、AAC、SBC
●内蔵マイク:デジタルMEMSマイク×6基(ANCに4基使用、通話時はANCオフとなり4基、2基はANCと通話で共用)
●内蔵バッテリー:容量1200mAhリチウムイオンバッテリー(交換可)、充電約3時間
●連続使用時間:Xboxワイヤレス&ANC利用時 最長12時間、Bluetooth & ANC利用時 最長30時間、Bluetoothのみ 最長60時間
●寸法/質量:W167.3×H178.7×D92.6mm(イヤークッションを縦にした場合)/292g(オーディオケーブル込)