アクシスから、FYNEAUDIO(ファイン・オーディオ)の新型スピーカー「F501SP」が、今月発売される。外装フィニッシュは、「ピアノグロス・ブラック」「ピアノグロス・ホワイト」「ピアノグロス・ウォールナット」の3色をラインナップ。価格はブラック&ホワイトが各¥490,000(ペア、税別)、ウォールナット仕様が¥560,000(ペア、税別)となる。

画像: 「ピアノグロス・ブラック」

「ピアノグロス・ブラック」

画像: 「ピアノグロス・ホワイト」

「ピアノグロス・ホワイト」

画像: 「ピアノグロス・ウォールナット」

「ピアノグロス・ウォールナット」

 F501SPは、同ブランドのミドルクラスモデルであるF500シリーズに、フラッグシップ「F1シリーズ」、および「F700」シリーズで培った技術を投入し、スペシャルプロダクツ(SP)と銘打ったモデル。一昨年発表「F502SP」に続く、スペシャルプロダクツ第2弾となる。同ブランドのテクニカル・ディレクター Dr.ポール・ミルズの手による製品となる。

 構成は、150mm IsoFlareポイントソース・ドライバー(ベース/ミッド/トゥイーター)、150mm径コーン型ウーファーを搭載する2.5Wayのフロアスタンディングタイプのスピーカーで、周波数特性は36Hz~34kHz、クロスオーバー周波数は250Hz&1.7kZHzというスペックを持つ。これらは、フラッグシップの開発で得られた知見を投入したものになるという。もちろん、同ブランドの基幹技術と言えるIsoFlareドライバー、FYNEFLUTE、BASSTRAXという三種の神器は採用されている。

 IsoFlareドライバーについては、そのベース/ミッドレンジユニットに、F700シリーズと同一素材によるマルチファイバー・コーンを採用。磁気回路についても、ボイスコイルに高い磁気密度を生み出すフラックスフォーカシングシステムを搭載することで、能率の高いタイトな低音再生を実現しているという。

 ちなみに、IsoFlareドライバーのベース/ミッド、およびベースユニットの振動板のエッジには、共振を抑制するFYNEFLUTEテクノロジーも採用されており、高剛性のアルミダイキャストシャーシとあわせ、自然でクリーンなサウンドが楽しめるとしている。

 さらに、スペシャルプロダクツの称号はキャビネットにも及んでおり、ヨーロッパ製の高密度ボードと内部に三カ所設けた制振材によって堅牢さを作り上げ、箱鳴りの防止に留意した構造としているそうだ。制振材には、ドライバーの後ろ支え、ツインキャビティの仕切り版といった役割も与えられていて、同ブランドの基幹技術でもあるBASSTRAXをサポートする機能も持ち合わせているということだ。

 外装についてもスペシャルプロダクツらしく、美しい光沢を放つピアノグロス・フィニッシュ仕上げとし、カラーリングはブラック、ホワイト、ウォールナットの3色をラインナップしている。

F501SPの主な仕様
形式:2.5wayフロアスタンディング、ダウンファイアーリング・ポート w/ BassTrax Tractrixディフューザー、ツインキャビティ・ローディングシステム
推奨アンプ出力:30~180(Watt RMS)
許容入力:80(連続、W RMS)
感度(2.83 Volt @ 1m):91dB
インピーダンス(Nominal):8Ω
周波数特性(-6dB typical in room):36Hz~34kHz
ユニット構成:150mm IsoFlare ポイントソース・ドライバー(マルチファイバー・コーン w/FyneFluteサラウンド・ベース/ミッド + 25mm マグネシウムドーム・コンプレッション・トゥイーター)、150mmマルチファイバー・コーン w/FyneFlute サラウンド・ベースドライバー
クロスオーバー周波数:250Hz & 1.7kHz
クロスオーバースロープ:2nd order low pass、1st order high pass
ターミナル:Bi-wired対応バインディングポスト/アース端子
グリル:マグネット着脱式(背面に装着保管可)
寸法:H984×W288×D318mm
質量:21.0kg(1本)
外装フィニッシュ:ピアノグロス・ブラック / ピアノグロス・ホワイト / ピアノグロス・ウォールナット

http://www.axiss.co.jp/brand/fyne-audio/f501sp/

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