東芝映像ソリューションから、4K液晶テレビ 4Kレグザの新製品「55C350X」「50C350X」「43C350X」の3モデルが、11月13日に発売される。価格はオープンで、それぞれの想定市場価格は下記の通り。
4Kレグザ C350シリーズ
55C350X オープン価格(想定市場価格¥100,000前後)
50C350X オープン価格(想定市場価格¥90,000前後)
43C350X オープン価格(想定市場価格¥80,000前後)
今回発表のC350Xシリーズは、55型、50型、43型の画面サイズを揃え、新開発の映像エンジン「レグザPower Drive」を搭載。従来モデルよりも高速な処理が行なえることから、その余力を画質向上にあて、さらに映像配信サービスの表示応答性をアップさせるなど、エントリークラスの製品ながら各種パフォーマンスを大きく引き上げているのが特徴。ちなみに、今回の新エンジンは、9月に発表したHDタイプの液晶テレビ「V34」シリーズに先行して搭載されており、その画質・操作性のよさからビッグセールスを記録しているそうだ。
搭載チューナーは、新4K衛星放送用が1基、地上デジタル/BS/110度CSデジタルが2基。別途USB HDDを接続すれば1番組の録画が可能となる。先日発表されたタイムシフトマシン機能対応のHDDレコーダー「D-M210」との組み合わせも(もちろん)可能で、その場合、テレビ内蔵感覚で全録が楽しめるようになる。
録画機能ではリモコンに「おまかせ録画」ボタンが追加されたことが新しい。これは気になるジャンルやタレントを登録すると、それに関連する番組を自動で録画してくれるもので、リモコンの「おまかせ録画」ボタンを押すと、録画された番組がジャンルやタレントごとにまとめてサムネイル表示されるので、好みの番組を素早く見つけることができる。
なお、バックライトは直下型のLEDで、近年は発光部の薄型化が進んだことで、筐体の薄型化にも貢献しているそうだ。エリアコントロールは働かせていないという。
C350Xシリーズの主な特長
・全13の主要動画配信サービスに対応
いつも利用しているサービスを、テレビで気軽に視聴できるよう、主要13のサービスに対応。さらに、リモコンにネット動画ダイレクトボタンを搭載しているので、好きなサービスを一発で呼び出す(起動)することができる。
<対応動画配信サービス>Netflix、Amazon Prime Video、YouTubeTM、dTV、ABEMA、Hulu、TSUTAYA TV、DMM.com、U-NEXT、DAZN、Paravi、スカパー!オンデマンド、Rakuten TV
・高速グラフィック処理による快適な操作性
新開発映像処理エンジン「レグザエンジンPower Drive」により、高速グラフィック処理を実現。動画配信サービスのメニューを軽快に操作が可能。
・ネット動画を美しくなめらかに再現する「ネット動画ビューティLE」
さまざまな高画質処理で精細感をアップさせてノイズを低減。高いコントラストと自然な色でネット動画を高画質に再現する。
・便利な録画機能
「おすすめドラマ」「ゴルフ」「話題の番組」など気になるジャンルやお気に入りのタレントを登録すると、「おまかせ録画」機能により好みテーマの番組が自動で録画可能。さらに、リモコンの「おまかせ録画」ボタンを押すと、録画番組がジャンルやタレントごとにサムネイル付きで表示される「おすすめ録画リスト」表示で、見たい番組を素早く探せる。
・快適にゲームを楽しめる「瞬速ゲームモード」
表示遅延時間約0.83msecの「瞬速ゲームモード」を搭載。遅延時間の低減によって、タイミングが重要なアクションゲームなどのプレイに好適。
C350Xシリーズの主な仕様
搭載パネル:4K液晶
画素数:3840×2160
内蔵チューナー:新4K衛星放送×1、地上デジタル×2、BS/110度CSデジタル×2
映像エンジン:レグザエンジンPowerDrive
USB-HDD録画:〇(1番組)
スピーカー:フルレンジ×2
スピーカー出力:10W+10W(55、50型)、7W+7W(43型)
HDR対応:HDR10、HLG
接続端子:HDMI入力×3、ビデオ入力×1、アナログ音声出力×1(ヘッドホン出力兼用)、デジタル音声出力×1(光)、USB端子×2
消費電力:134W(55型)、129W(50型)、124W(43型)
寸法(スタンド含む):W1230×H756×D226mm(55型)、W1116×H691×D226mm(50型)、W961×H595×D200mm(43型)
質量(スタンド含む):13.0kg(55型)、11.0kg(50型)、7.5kg(43型)