来たる9月18日(金曜日)より、モータウン・レーベルの歴史を綴った映画「メイキング・オブ・モータウン」がヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国公開される。
モータウンは1959年、ベリー・ゴーディが設立したアメリカを代表する音楽レーベルで、スモーキー・ロビンソン、スティーヴィー・ワンダー、テンプテーションズ、マーヴィン・ゲイ、ダイアナ・ロス&スプリームス、ジャクソン5らといったアーティストを次々と世に送り出したことで知られている。この映画はモータウン・レーベルのベリー・ゴーディに密着し、とりわけ親交の深かったスモーキー・ロビンソンと共に貴重なエピソードの数々を振り返るドキュメンタリーだ。レーベル60周年を機に引退を表明したベリー・ゴディが初めてモータウンの歴史を振り返った音楽映画として、注目に値する。
ソウル・ファンなら2002年、モータウン・レーベルのバックバンドとして知られる「ファンク・ブラザーズ」に焦点を当てた「永遠のモータウン」が記憶に新しいだろうが、この「メイキング・オブ・モータウン」はベリー・ゴーディ本人がヒット曲を生み出すプロセスを語っているのが何より見逃せない。
モータウン・レーベルの変遷は激動のアメリカの歴史と密接に関わりながら、時代を象徴する曲を次々と生み出していった。
「メイキング・オブ・モータウン」
監督:ベンジャミン・ターナー、ゲイブ・ターナー
出演:ベリー・ゴーディ、スモーキー・ロビンソン
2019/カラー/5.1ch/アメリカ、イギリス/ビスタ/112分
配給:ショウゲート
9月18日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国順次ロードショー!
Hitsville:The Making of Motownサウンドトラック