トライオードから、フォノイコライザーアンプの新製品「TRX-EQ7」が発売される。価格は¥48,000(税別)で、7月1日の発売予定だ。

 同社では、多くのユーザーに手軽にアナログレコードを楽しんで欲しいという思いから、2017年3月に低価格で使いやすいフォノイコライザーアンプとして「TRX-EQ6」を¥38,000で発売した。すると、実際にTRX-EQ6を購入したユーザーから、もう少し増幅ゲインが大きい方が更に使いやすいという声が届いたという。

 そこで新製品のTRX-EQ7では、増幅ゲインを約10dB大きくし、使いやすさを向上させている。ゲインを上げるとノイズの影響が目立つようになるが、TRX-EQ7では電源部を電源アダプター方式として筐体の外に出すことで増幅ゲインアップとノイズの低減を両立させたという。

 TRX-EQ7は単体フォノイコライザーで、PHONO入力を備えていないプリメインアンプやプリアンプに接続することで、簡単にアナログレコードを楽しめるようになる。カートリッジはMM/MCの両方に対応済みだ。

「TRX-EQ7」の主なスペック

●回路型式:半導体回路
●MC回路:FET A級増幅
●RIAA偏差:±0.5dB(20Hz.20kHz)
●全高調波歪率:0.025%
●チャンネルセパレーション:70dB
●接続端子:アナログ入力1系統、アナログ出力1系統
●入力感度:MM 2.5mV/MC 0.25mV
●ゲイン:MM 46dB/MC 64dB
●入力負荷抵抗:MM 47kΩ/MC 2Ω.47Ω
●出力インピーダンス:300Ω
●寸法/質量:W90×H100×D230mm/1.0kg

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