SONOSのスピーカーラインナップに、無線LANやストリーミング再生に対応した「Sonos Fove」(¥58,800、税別)とサブウーファーの第三世代「Sonos Sub」(¥81,800、税別)が追加された。どちらも日本での発売は2020年秋を予定している。
Sonos Fiveは同社ラインナップの中で一番大型モデルだった「Sonos Play:5」を進化させた製品となる。搭載ユニットや内蔵アンプといった点はそのままに、メモリーの増加や処理能力の向上を果たしている。
具体的には本体中央に配置されたトゥイーターと、両サイドに適切な角度で設置されたトゥイーター、さらにミッドウーファー3基の合計6つのユニットを搭載するという構成はPlay:5から踏襲、それらを6台のデジタルパワーアンプで駆動する仕組みも同様だ。部屋の音響に合わせてスピーカーをダイナミックに調整するTuneplay機能も搭載済み(iOSデバイスのみ対応)。
音楽ソースはLAN経由(無線、有線対応)やアップルのAirPlay2での再生が可能で、操作アプリとして最新版の「Sonos S2」アプリが6月8日からダウンロードをスタートする。Sonos S2アプリではハイレゾソースも再生できるようになるので、より高品位なストリーミングサービスもFive経由で楽しめるはずだ。
もちろんアナログ入力も搭載しており、3.5mmライン入力で携帯プレーヤーとつないでお気に入りの音楽を楽しんでもいい。
本体サイズはW364×H203×D154mm/6.36kgで、Play:5同様に縦置き、横置きの好きな設置方法で使える。また左右に2台を準備すればFiveによるステレオ再生も可能だ。ボディ仕上げは、ブラックとホワイトの2色が準備される。
もうひとつの第三世代Sonos SubはSonos FiveやSonos Arc、またはSonos Beam等と組み合わせてディープな低音を再現するワイヤレスサブウーファーとなる(有線接続はできない)。こちらもデザインや仕様は従来モデルを継承し、メモリーの増加、高性能処理、新しいワイヤレス範囲などの内蔵技術が改良されている。
ウーファー2基を本体中央に向かい合って設置することで本体の振動をシャットアウトし、ピュアな低音再生を目指している。独自のルームチューニング技術Trueplayも搭載済みだ。
本体サイズはW158×H389×D402mm/16kgで、最低25Hzまでの低域再生が可能だ。なお第三世代Sonos Subの設定や操作は最新のSonos S2アプリで行うことになる。