ハーマンインターナショナルは、JBLの新型スピーカー「L82 Classic」を、5月中旬に発売する。価格は¥250,000(ペア、税別)。

 L82 Classicは、1970年代に発売された「L100 Century」を復活させたモデルとして一昨年発売された人気モデル「L100 Classic」の魅力をコンパクトなボディに凝縮したモダンクラシック・スピーカーとなる。

 低音域用ウーファーにはL100 Classicに採用された「JW300PW-8」をダウンサイジングして新開発された200mm径ウーファーユニット「JW200PW-6」を搭載。高剛性アルミダイキャストフレームが大きな振幅をしっかりと抑制し、レスポンスのいい低域を再生する。さらに高音域用にはL100 Classicと同一の25mm径ピュアチタン・ドームトゥイーター「JT025Ti-4」を採用。JBLならではの明るく伸びやかなサウンドを提供している。

画像: JBLのモダンクラシック・スピーカー「L82 Classic」が、5月中旬に発売決定。人気の「L100 Classic」の弟分として、明るく伸びやかなサウンドを提供する

 L82 Classicの主な特長は以下の通り。

●設置性を高めたコンパクトデザイン
 L100 Classicの兄弟モデルとして、クラシカルかつアイコニックなデザインを踏襲。エンクロージャーを小型化することにより、設置性の自由度も向上。

●新開発、低音域用ウーファー・ユニット「JW200PW-6」
 L100 Classicに採用されたJW300PW-8をより小口径な8インチ(200mm)径にダウンサイジングし新開発されたJW200PW-6を搭載。コーン紙には伝統のホワイトカラー・ピュアパルプコーンを採用、高剛性アルミダイキャストが低音域再生時の大きな振幅をしっかりと抑制し、音の立ち上がりなどのレスポンスが向上。ロングボイスコイル設計により迫力のある低音を再生する。

●伝統のピュアチタン・ドームトゥイーター「JT025Ti-4」
 JBL伝統の明るく伸びやかなサウンドのために選択された1インチ(25mm)径ピュアチタン・ドームトゥイーターの最新バージョンを搭載。ショートホーンタイプの大型フェイスプレートとフェイズプラグを採用し、現代のワイドレンジな高解像音源も余すことなく、そのポテンシャルを引き出すことが可能。

●連続可変アッテネーター搭載、高品位ネットワーク回路
 適切なエネルギーバランスで音楽を再生するために、高品位なネットワーク回路を採用。また、高音域用連続可変アッテネーターの搭載により、部屋の特性や好みに合わせたサウンドの微調整が可能。

●ユニットのクォリティを最大限に引き出す高剛性キャビネット
 上位モデル譲りの堅牢なキャビネットにユニットをマウント。また、バスレフポートはキャビネット内外の開口部に大きなフレアーを設け、大振幅時における大量の空気の流入出に伴う風切り音(ポートノイズ)を抑えるとともに、ポートチューニングに伴なうQ値(最低共振周波数近辺での共振の度合い)の急激な上昇を抑え、低域の強調感を和らげるスリップストリーム・ポートを採用。これをフロントバッフルに設置することでスピーカーの周囲に壁などの障害物がある場合でも音質への影響を最小限に抑えている。

●Quadrex Foamフロントグリル採用
 耐候性を高めた新設計のQuadrex Foamフロントグリルを採用し、カラーはブラック(BLK)、オレンジ(ORG)、ダークブルー(BLU)の3色を用意。別売のグリルを追加購入することで手軽にイメージチェンジも楽しめる。

●専用スタンドJS-80
 L82 Classic専用にデザインされたスチール製スタンド「JS-80」(¥30,000、ペア、税別)を準備。仰角を付けることでトゥイーターの指向性軸をリスニング・ポジションに向け、周波数レスポンスと音像、音場の再現性を最適化している。

「L82 Classic」の主なスペック

●形式:2ウェイ2スピーカー、バスレフ型
●使用ユニット:200mmコーン型ウーファー、25mmチタンドーム型トゥイーター
●クロスオーバー周波数:1.7kHz
●出力音圧レベル:88dB/2.83V/m
●インピーダンス:8Ω
●再生周波数特性(-6dB/無響室特性):44Hz〜40kHz
●寸法/質量:W281×H473×D315.5mm/13.2kg(グリル含む)

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