PDNは、マーティン・ローガン独自のESL技術を搭載しながらリーズナブルな価格を実現した、「ElectroMotion EM-ESL X」スピーカーを4月下旬より発売する。価格は¥800,000(ペア、税別)。

画像: マーティンローガンの静電型スピーカー「ElectroMotion EM-ESL X」が¥800,000で発売。スピーカーの存在を忘れてしまうほど自然で、広大なサウンドステージを再現

 EM-ESL Xは、マーティン・ローガンの静電型スピーカーの魅力を、よりカジュアルにスタイリッシュなデザインで楽しんでもらうことをコンセプトに設計された。静電パネルとウーファーユニットの組み合わせによって生み出される自然かつ迫力のある音で、幅広いジャンルの音楽を楽しめる。

 製品自体は、203mmウーファーをフロント/リアに各1基搭載した低域用ユニットの上側に、中高域を受け持つ静電パネルを配置した同社伝統のデザインを踏襲する。

 ElectroMotion EM-ESL Xの主な特長は以下の通り。

●ESL(Electro-StaticLoudspeaker)テクノロジー
 表面に小さな穴を開けた緩やかにカーブした金属パネル(ステーター)と超軽量ポリエステルフィルム(ダイヤフラム)で構成される、XStat CLS(Curvilinear LineSource)静電パネルを搭載。

 ダイヤフラム全面を均一にドライブする静電型スピーカーならではの超低歪み・ハイスピードな音、カーブ形状がもたらす理想的な音の放射により、スピーカーの存在を忘れてしまうほど自然で、広大なサウンドステージを再現。

●専用設計の大型XStat CLS静電パネル
 静電パネルスピーカーは、原理的に前面と背面に等しく音を放射し、その位相は逆位相になる。さらに比較的大きいサイズの静電パネルは、側面の出力が従来のスピーカーに比べて低く、音や音像の濁りの原因となる側壁反射を最小限に抑えることができる。また背面の反射音は音に深みを与え、自然かつ広大なサウンドステージを再現する。

画像: 低域再生用ユニットのエンクロージャーは、平行面を持たない構想。正面(写真左)と背面(写真右)にウーファーを搭載している

低域再生用ユニットのエンクロージャーは、平行面を持たない構想。正面(写真左)と背面(写真右)にウーファーを搭載している

●デュアル20cmウーファー搭載
 中高域を受け持つ静電パネルに対し、自然なつながりの低音を再現するために硬質・軽量の振動板を採用した20cmウーファーを2基搭載。平行面を持たないスピーカーキャビネットを採用することにより、内部の定在波を解消し、歪みのないクリアーな低音再生を実現。

●バイアンプ接続対応のターミナル&ETCスパイク
 バイアンプ接続に対応した、オリジナルのスピーカー端子を搭載。さらにスパイクも付属しているので、厚めのカーペットでも本体をしっかり固定でき、低音再生のパフォーマンスを高めている。スパイクを使いたくない場合のために、ゴム製のキャップも付属。

「ElectroMotion EM-ESL X」の主なスペック

●型式:静電コンデンサー+サブウーファー
●使用ユニット:XStat CLS静電パネル(W220×H1020mm)、203mmコーン型ウーファー×2
●再生周波数帯域:41Hz〜22kHz±3dB
●感度:91dB/2.83 V/m
●インピーダンス:6Ω、1.6Ω@20kHz
●クロスオーバー周波数:400Hz
●消費電力:最大2W/ch(待機時1W/ch未満)
●寸法/質量:W238×H1503×D526mm/23.6kg

画像: 「ElectroMotion EM-ESL X」の主なスペック

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