オーディオビジュアルの専門誌として30年以上の伝統を誇る月刊HiViが主催する「HiViグランプリ」は、その年のAV界を牽引した優秀製品を選定するビッグイベントであり、業界でもっとも権威のある年間アウォードとして、定着した催しとなっている。
選考委員は、麻倉怜士委員長以下、本誌その他で活躍中の6名のAV評論家と、本誌編集部で構成されている。選考会を2019年12月1日に開催し、名誉ある各賞を決定した。ここでは各賞に選出された製品を紹介する。
選考経緯や選考理由等の詳細は、2020年1月17日発売のHiVi2020年2月号に掲載されているので、ぜひご覧いただきたい。
選考委員長 麻倉怜士
選考委員 潮晴男、小原由夫、高津修、藤原陽祐、山本浩司、HiVi編集部
ゴールド・アウォード
8K OLED DISPLAY
LG
OLED 88Z9PJA
オープン価格(実勢価格330万円前後)
パネル解像度が8K(水平7,680×垂直4,320)である、世界初“8K対応” 有機ELテレビ。8Kチューナーは搭載しないものの、HDMI2.1をサポート予定。これにより、単体の8Kチューナーなど、今後のリリースが見込まれる対応機器からの8K映像入力に対応する途を確保している
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シルバー・アウォード
4K OLED DISPLAY
PANASONIC
TH-65GZ2000
オープン価格(実勢価格60万円前後)
有機ELテレビのパネル部分はどのメーカーも同じ、というこれまでの常識を覆し、パネル画質にメスを入れたパナソニックの最高峰機。独自設計されたパネルは、宇都宮工場で組み立てられている。また、プレミアムモデルとして音質面でもこだわりを見せ、ドルビーイネーブルドスピーカーを一体化。天井からの反射を利用したドルビーアトモス再生も楽しめる
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シルバー・アウォード
8K LCD DISPLAY
SHARP
8T-C70BW1
オープン価格(実勢価格50万円前後)
8K解像度「UV2A」パネルを採用したシャープの「8K対応」テレビ。2Kや4K映像をアップコンバートするための8K画像処理エンジン「Medalist Z1」を新搭載した。8K放送チューナーは搭載していないものの、HDMI2.1をサポート予定。将来的に登場が見込まれるHDMI2.1対応8Kチューナーとの連携で、8K放送を楽しめる仕様となっている。なお、BW1シリーズには70型のほか60型モデルもランナップされている
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ブロンズ・アウォード
4K OLED DISPLAY
TOSHIBA
65X930
オープン価格(実勢価格40万円前後)
ライトユーザーから画質マニア、映像製作の現場まで、さまざまな要望に応える高機能を詰め込んだ「4K有機ELレグザPro」。独自の映像処理エンジン「レグザエンジンProfessional」によるAI超解像技術などで高画質化を図る。いわゆる“全録” 機能である「タイムシフトマシン」搭載など、レグザ唯一の機能も特筆される
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ブロンズ・アウォード
DENON
CD/SACD PLAYER
DCD-SX1 LIMITED
[DCD-SX1 LIMITED] ¥750,000+税
INTEGRATED AMPLIFIER
PMA-SX1 LIMITED
[PMA-SX1 LIMITED] ¥780,000+税
既存のフラッグシップモデルSX1シリーズをさらにブラッシュアップ。「新世代のフラッグシップ」として送り出されたCD/SACDプレーヤーとプリメインアンプ。外観上は「SX1」シリーズとあまり変わりないように見えるが、パーツの変更など多くの手が入っている。「LIMITED」と銘打たれているものの、レギュラーモデルとして展開され、恒常的に入手可能だ
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