管球王国編集部より新年のご挨拶

新年おめでとうございます。

令和になって初めての正月を、オーディオとともに楽しく過ごされていることと存じます。

オーディオという趣味を取り巻く環境も変わりつつあります。住まいの環境変化もあって大口径ユニットのスピーカーは徐々に姿を消し、複数の小口径ユニットで特性を追及するシステムが主流となりました。

今月29日発売の「管球王国」95号では久し振りにアルテックの大型システム（Ａ５、Ａ７、マグニフィセント、銀箱）を集め、15インチ口径ならではの豊かな世界を誌面から感じていただければと思います。

また、巻頭企画では19ブランドの真空管プリアンプを試聴しています。スピーカーやパワーアンプは音決めの重要な存在ですが、音を整えるポイントはプリアンプです。そのリポートをシステム作りのお役立てください。

なお、ステレオサウンドストアと94号でご紹介している「UESUGI 300Bシングルパワーアンプ」は、頒布の締切りが１月７日となっておりますので、ぜひこの機会にご検討ください。

新しい年がみなさまにとって、より良き年になるように心より願い新年の挨拶とさせていただきます。

2020年1月4日
季刊 管球王国 編集長 高橋和彦

UESUGI 300Bシングルパワーアンプ TAP103

ウエスギ・マイ・ハンディクラフト TAP103 [完成品／出力管300B付属]（パワーアンプ）【受注生産品・納期2020年4月下旬予定】※メーカー直送

300Bの真価を引き出し楽器の瑞々しさも存分に聴かせる
EL34ppのTAP101に続く上杉研究所・藤原氏設計パワーアンプ第2弾
●コンセプト
　2016年に発表され大好評を集めたEL34プッシュプルパワーアンプTAP101。TAP103はそれに続き藤原伸夫氏が設計したTAPシリーズ第2弾のパワーアンプで、直熱3極管の最右翼といえる300Bの本質を引き出す設計に徹したシングルアンプです。電源部からアンプ回路へのノイズ飛び込みの排除や、信号の前後段間とL／Rch間の相互干渉低減に十...

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