来る11月22日、渋谷PARCOにANKER(アンカー)が直営店「Anker Store 渋谷パルコ」をオープンする。
渋谷PARCOは、1973年に同地にオープンして以来、渋谷のシンボル的存在として人気を集めてきた。ファッションのみならず最先端のお店が並ぶまさに文化の発信地で、かつてはPARCO PART3ビルの2Fにダイナミックオーディオも出店、マークレビンソンやJBLといったハイエンドオーディオ機器やCD、レーザーディスクなどのソフトが多数並んでいた。
そんな渋谷PARCOは2007年から建て替えに着手、工事を続けていたが、遂に今週末に新生・渋谷PARCOとしてグランドオープンを迎えることになった。
店内は「ファッション」「アート&カルチャー」「エンタテインメント」「フード」「テクノロジー」の5つのジャンルに分けられ、合計193の専門店が並んでいる。以前のPARCOで文化発信の核の役割を果たしていた「PARCO劇場」もリニューアル。こけら落し公演として2020年1月24日から「志の輔らくご」も予定されている。
Anker Store 渋谷パルコは、そんな渋谷PARCOの5F中央、CUBE PARCOに並んでいる。
アンカーはSOUNDCOREブランドのBluetoothスピーカーやイヤホン、さらにANKERブランドの電源アダプター、モバイルバッテリーなどを、オンラインショップを中心に販売する人気ブランドで、これまでの直営店は青山や横浜など全国4店舗のみだった。
今回は渋谷PARCOという文化の中心地での展開ということで、お店としてもかなり気合いが入っている。
まず約100種類(カラーバリエーションを含めると130を超える)と、これまでで一番の展示製品数を揃える。特に電源アダプターやワイヤレス充電機などは、家電量販店で扱っていない製品も並んでいるそうだ。
電源アダプターやモバイルバッテリーは同社のネット販売でも人気の高い製品だそうだが、実際に手に取ってサイズや重さを確認したいという要望も多いとかで、Anker Store 渋谷パルコではそれも簡単にできるようになっている。
さらにイヤホン、ヘッドホンについても試聴環境が準備されている。持参したBluetoothデバイスとのペアリングもOKなので、聴き慣れた音源で試聴できるのも嬉しいだろう。イヤーチップのサイズ確認もその場で可能だ。
また同じく人気のBluetoothスピーカーコーナーでは、ボタンひとつで再生デバイスを切り替えられ、音の違いもしっかり分かった上で製品を選べるはずだ。こういった配慮は音楽好きに好まれることだろう。
他にもプロジェクターのNebula Capsuleは実際に映像が投写されているが、これもAnker Store 渋谷パルコだけのポイントのようだ。置き台が前後にスライドするようになっており、投写距離を変えることで画面サイズや明るさがどう変化するかもわかるようになっている。
またEufyブランドのロボット掃除機も展示され、掃除をしている時の様子も確認できる。このモデルは動作音が案外静かなので、ロボット掃除機を検討している方は一度確認してみるのもいいだろう。フィルターなどの消耗品もちゃんと扱っている。
なお22日のグランドオープンを記念して、Anker Store 渋谷パルコで製品を購入した方にAmazon Alexa機能を内蔵したスマートスピーカーがプレゼントされる。ケーブル1本からでもOKなので、同社製品で気になるアイテムがある方はお見逃しなく。予定したプレゼントがなくなり次第終了となる。