FEBRUARY 2020 NEW RELEASES - THE CRITERION COLLECTION
クライテリオンから届いた2020年2月のBLU-RAYリリース・アナウンス。リリース順に、アルフォンソ・キュアロン、ピエル・パオロ・パゾリーニ、勅使河原宏、カレル・ゼマン、ジェニー・リヴィングストン監督作がラインナップ。2月18日リリース予定となっているのが、ピエル・パオロ・パゾリーニ監督作『テオレマ』(69)です。
数々の古典文学を斬新な発想で映画化してきたパゾリーニが、自らの原作をもとに発表した問題作。テオレマとはイタリア語で「定理」「定式」を意味する。ミラノ郊外の大邸宅に住む実業家の家庭に、不思議な魅力を持つ青年が現れた。家族は誰ひとりとして彼に見覚えがなかったが、青年はそのまま邸に住みつき、家族はまるで何かに憑かれたように理性を失い、それぞれが青年と肉体関係を結んでいく。ヴェネチア国際映画祭女優賞/国際カトリック映画事務局賞受賞(同時にパゾリーニは本作に対する猥褻罪で起訴)。
Theorem (1968) - Pier Paolo Pasolini (Trailer) | BFI
www.youtube.com主演は『コレクター』『イギリスから来た男』のテレンス・スタンプ。共演に『にがい米』『ベニスに死す』のシルヴァーナ・マンガーノ、『バルタザールどこへ行く』『中国女』のアンヌ・ヴィアゼムスキー。撮影は『アポロンの地獄』『夕陽のギャングたち』のジュゼッペ・ルッツォリーニ。音楽はイタリアが生んだ名作曲家エンニオ・モリコーネ。パゾリーニ作品初となる4Kデジタルレストア版。


SPECIAL FEATURES
- NEW 4K RESTORATION, with uncompressed monaural soundtrack
- Alternate English-dubbed soundtrack, featuring the voice of actor Terence Stamp and others
- Audio commentary from 2007 featuring Robert S. C. Gordon, author of Pasolini: Forms of Subjectivity
- Introduction by director Pier Paolo Pasolini from 1969
- Interview from 2007 with Stamp
- New interview with John David Rhodes, author of Stupendous, Miserable City: Pasolini's Rome
- New English subtitle translation
- AND MORE...
- PLUS: An essay by film scholar James Quandt
DISC SPECS
| Title | TEOREMA:THE CRITERION COLLECTION |
|---|---|
| Released | Feb 18, 2020 (from Criterion) |
| SRP | $39.95 |
| Run Time | 98min |
| Codec | MPEG4/AVC |
| Aspect Ratio | 1.85:1 |
| Audio Formats | Italian LPCM 1.0 (48kHz/24bit) |
| Subtitles | English |
FILM SPECS
| タイトル | テオレマ |
|---|---|
| 年 | 1969 |
| 監督 | ピエル・パオロ・パゾリーニ |
| 製作 | ヤン・ネメッツ |
| 製作総指揮 | N/A |
| 脚本 | ピエル・パオロ・パゾリーニ |
| 撮影 | ジュゼッペ・ルッツォリーニ |
| 音楽 | エンニオ・モリコーネ |
| 出演 | テレンス・スタンプ, シルヴァーナ・マンガーノ, アンヌ・ヴィアゼムスキー, ラウラ・ベッティ, マッシモ・ジロッティ, ニネット・ダヴォリ |


