CSRの展開するオーディオブランドSOULNOTEから、新開発の無帰還回路「Type-R Circuit」を採用したSACDプレーヤー「S-3」が12月下旬に発売される。価格は¥1,280,000(税別)。

画像: SACDプレーヤー「S-3」。カラーリングはプレミアム・シルバー(写真)とプレミアム・ブラックの2色展開

SACDプレーヤー「S-3」。カラーリングはプレミアム・シルバー(写真)とプレミアム・ブラックの2色展開

 S-3は、型番から分かる通り、現行2ndステージの上位シリーズとなる3rdステージモデルの第一弾製品。ドライブメカを内蔵することで、内部配線の最短化、超低ジッタークロックによる時間軸精度の向上、内部配置の最適化と高剛性メカベースによる振動&ノイズへの対策が行なえる、といった一体型プレーヤーのメリットを存分に享受できるハイエンドマシンに仕立てられている。

画像: SOULNOTE、ブランド第3世代製品として、弩級SACDプレーヤー「S-3」を12月下旬に発売。価格は128万円!

 DACには、「ES9038PRO」を片チャンネルあたり2基、合計4基搭載しているのに加え、電源回路は、アナログ系とデジタル系を分離し、無帰還型とすることで、ピュアな電源供給を可能にする構成としている。トランスも、アナログ、デジタルそれぞれでサイドアルミベースにマウントされており、そのベースから伸びる1点スパイクで接地され、振動を逃す構造を採用。2つのトランスによる混変調、共振への対策も充分に施されているという。

 なお、アナログ回路には先述の新開発の無帰還回路「Type-R Circuit」を採用。高周波用バイポーラトランジスタ4個と抵抗8本のみで構成するシンプルな作りながら、電源ノイズを的確に除去し、高いドライブ力で鮮度の高いサウンドを実現している。

 SACDドライブには、D&M製メカを採用し、アルミ削り出しベースにマウントした上で、それを1点スパイクで接地させることで、メカの振動を理想的に逃す構造としている。天板についても、2ndステージで培ったフローティング構造を進化させ、天板自体がシャーシにスパイクで(3点)接地する仕組みとし、天板がない状態の音に近づくようなチューニングが行なわれているそうだ。

画像: ドライブメカは、ベースを通じて1点スパイク接地

ドライブメカは、ベースを通じて1点スパイク接地

S-3の主な仕様
再生可能ディスク:SACD、CD(CD-R/CD-RW対応)
アナログ出力:XLR1系統、RCA1系統
アナログ出力レベル:XLR5.6Vrms、RCA2.8Vrms
デジタル入力:USB 2系統、同軸1系統、AES/EBU(またはZERO LINK)1系統
対応サンプリング周波数(USB):最大768kHz (PCM) / 最大22.6MHz (DSD)
対応サンプリング周波数(同軸):最大192kHz (PCM) / 最大2.8MHz (DSD64 DoP v1.1)
全高調波歪率:0.008%
デジタルフィルター:NOS / 32bit 8倍オーバーサンプリング
アナログフィルター:1次パッシブ型
外部クロック入力:10MHz (BNC 50Ω)
電源:AC100V 50/60Hz
消費電力:50W
寸法:W460×H170×D393mm
質量:約26kg
付属品:リモコン、スパイク、電源ケーブル

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