東芝映像ソリューションから、HDD/BDレコーダー「レグザブルーレイ」の新製品と、新4K放送対応チューナーを2基（W）搭載したレグザハードディスクレコーダー（HDDレコーダー）が発売される。型番と価格は下記の通り。
レグザブルーレイ
DBR-UT309 オープン価格（想定市場価格￥85,000前後） 12月中旬発売
DBR-UT209 オープン価格（想定市場価格￥75,000前後） 11月下旬発売
DBR-UT109 オープン価格（想定市場価格￥65,000前後） 11月下旬発売
レグザハードディスクレコーダー
D-4KWH209 オープン価格（想定市場価格￥70,000前後） 11月下旬発売
レグザハードディスクレコーダー「D-4KWH209」
今回発表のレグザブルーレイは、地上／BS／110度CSデジタルチューナーを3基搭載したモデルで、シリーズ名称は「UT」となり、現行3チューナーライン「T」シリーズの上位モデルとなる。型番の数字の頭がHDD容量を示していて、309は3TB、209は2TB、109は1TB。
HDMI出力は2系統装備
新たにUltra HD Blu-ray（4Kソフト）の“再生”に対応したのが特徴となり、4Kソフトはもちろん、BDや録画コンテンツの再生時に、同社「レグザ」シリーズのテレビと組み合わせることで、最適な画質で再現してくれる「レグザ4K高画質リンク」も楽しめる。HDMI出力は2系統装備しており（内1系統は音声出力専用端子）、映像と音声の分離出力が可能となるので、ホームシアター環境で使用する場合など、より画質や音質にこだわった再生が行なえるだろう。
なお、現行のレグザブルーレイと同じく、録画した番組の内容を短時間で確認できる「時短」機能にも対応しているほか、スマートホンとの連携機能「スマホdeレグザ」が音声操作に対応した点が新しく、番組再生や（人物などの）検索を、スマホに話しかけるだけで行なえるようになった。同時に、宅外視聴時の安定性（つながりやすさ）を改善するソフトウェアバージョンアップも、今後予定されている（時期未定）。
一方、レグザハードディスクレコーダーのD-4KWH209は、ブランド名の通り2TBのHDDを搭載した製品。新4K放送のチューナーを2基内蔵しており（地上／BS／110度CSデジタルチューナーも2基）、4K放送の2番組同時録画（W録画・録画はDRモードのみ・追いかけ再生はできない）が行なえるのが特徴。
外付けUSB HDDは、最大7台まで接続できる（同時接続は4台まで）
同社テレビのレグザシリーズにも搭載されている、見たいコンテンツを手軽に探せるクラウドサービス「みるコレ」にも対応しており、ユーザーのテレビ視聴履歴などを元におススメ番組を紹介してくれる「AIレコメンド」や、タレントや人気コンテンツといった軸で関連する番組が一覧できる「みるコレパック」、あるいは番組内を細かくチャプター分割してくれる（地上波キー局のみ）「シーンリスト」なども楽しめる。
もちろん時短再生も可能で、HD放送の録画であれば、自動スキップ再生による「らく見」、らく見＋音声付き早見再生の「らく早見」の両方の再生方法が選択できる。4K放送の録画でも「らく見」には対応する（らく早見は非対応）。なお、4K放送を録画後にHD画質へ変換（当倍速かかる）すれば、らく早見もできる。
