DNP(大日本印刷)のブースには透明スクリーンが展示され、バーチャルキャラクターのファンズちゃんが来場者に呼び込みの声をかけていた。スクリーンは基板に透過率60%のフィルターを貼り付けたもので、そこにプロジェクターの映像を投写する。サイズは80インチと40インチが準備され、サイネージなどでも活用されている
DNPのブースでは、8Kカメラで撮影した京都の仁和寺をVRで体験できるデモも行なわれている。8K撮影時に被写体までの距離を測定し、それらを組み合わせてバーチャル処理しているとかで、自然な奥行感が体験できた。なおVR機器の関係でデモの画像は2K相当とのことだ
Z WAVE ALLIANCEのブースに置かれたinroomの操作用アイテム。写真中央のHDMIドングルをテレビなどに取り付けると、右側のリモコンやスマホアプリから家電機器が操作できるようになる
inroomの基本的な操作はHDMI CECに準拠しているので、対応テレビやAVセンターを使っていれば電源オン/オフだけでなく、ボリュウムコントロールなども可能だ
B to Bでサービスを展開しているSpaceCoreでは、家電コントローラー(写真中央)やモーションセンサーなどの多くのデバイスを揃えている。ハウスメーカーとの協業によって、家庭内の照明やドアロックなどのセキュリティを最適化できるという。家電コントローラーは各社の赤外線コマンドがプリセットされており、アプリからメーカーを選ぶだけで使えるとのこと
「SOUND UD」(サウンド・ユニバーサルデザイン)のデモも行なわれている。これはスマホにアプリをインストールしておくと、レストランや駅などのアナウンス内容を文字化してくれる機能だ。日本語を含め多数の言語に対応している
SOUND UDは、ヤマハが開発した仕組み(人には聞こえない信号をアナウンスに含めておき、それを検知することでテキストを呼び出している)を採用する。専用アプリの「おもてなしガイド」の他に、賛同メーカーのアプリにも採用済みという。既に一部の鉄道などでも使われており、東京オリンピックでの活用も期待される
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