サンバレー
サンバレーブースでは毎年恒例、充実した試聴会(デモ)が楽しめる。写真のようにほぼさまざまなラインナップがあるので、時間を確認して参加するといいだろう。注目は1616シリーズで、来場者限定特価モデル(10%オフ、各5台限定)もラインナップされていた。新製品としては、CRタイプの真空管フォノイコライザー「SV-EQ1616D」。価格未定ながら来春発売予定だという
イーケイジャパン
イーケイジャパンでは、KT88を出力管に使用したシングル真空管アンプキット「TU-8800SV」に注目。天面にある切り替えスイッチで、真空管(五極管、ビーム管)に合わせた動作モードを選択できるのが特徴。価格は¥96,000~¥128,000(税別)。
ムジカノート
ムジカノートでは、ユニットの周囲に漆喰を配置した各種スピーカーの試聴会を実施。注目は近々販売が始まるという「ムジカノート・テクノロジー・シリーズ(仮)」。キットと完成品の2種類をラインナップし、スピーカーユニットの振動をBOX全体で吸収する「ダンプドウォール技術」の採用で、クリアなサウンドを奏でるという。適合ユニットは口径10cm品で、MarkAudio「CHP70」、Pluvia「7PHD」、Visaton「FR10」などが推奨となる。
アストロ電子企画
アストロ電子企画ブースでは、背面開放型スピーカー「SP-16PROW」を使って試聴デモを実施。300B管を使った、同社最高峰というパワーアンプ「AS-4300BVIPSP」を使って再生していたが、パーツの入手が困難になっているそうで、展示品が最後の1台になるそうだ(¥2,200,000+税)。
橋本電気
橋本電気では、小出力アウトプットトランスに、2段増幅用モデル「H-203D」「H-507D」をラインナップ(従来は3段増幅)。周波数特性は45Hz~100kHzを持つので、NF、無帰還、どちらにも対応するという
GIP Laboratory(GLPラボ)
GIP Laboratoryでは、永久磁石を使った「GIP Monitor-A」スピーカーと、電磁石を使った「GIP-5006」スピーカーの聴き比べを実施していた。アンプには、銀箔を巻いたトランスを搭載しているSILBATONEACOUSTICS製のものを使用していた。
アムトランス
アムトランスブースでは、MarkAudioの各種スピーカーの試聴デモを開催していた(13日AM)。メインアンプは「Tu8200アムトランスモデル」だ。
Cubic Sp Lab
小型スピーカーでのいい音を追求しているCubic Sp Labでは、既発のニアフィールドスピーカー「10cm雅」の改良版となるニュー「10cm雅」を発表。ユニット自体の換装と筐体の奥行の延長によって、低域の再現性を向上させたのが特徴という。価格は¥34,800(ペア)。専用の3本脚スタンドも用意している(¥16,800ペア)。
栄光電子
オリジナルの真空管アンプなどを製作している栄光電子では、より高い出力を実現した管球式パワーアンプ「6CA7PP」(¥340,000税込)の展示&試聴会を実施。汎用性の高い6CA7(EL34)、12AU7(ECC82)、12AT7(ECC81)を使うことでコストを抑えたという。周波数特性は15Hz~30kHz。受注生産で、納期は30日ほどとか。