JVCケンウッドは、JVCブランドから4K/HDR対応のDLPプロジェクター「LX-NZ3」を12月中旬に発売する。価格はオープンで、想定市場価格は¥362,000前後。
LX-NZ3は、0.47型のDMD素子を搭載したエントリークラスの製品で、4K/HDR映像の投写に対応するのが特徴。レーザー光源技術「BLU-Escent」との組み合わせによって、明るさ3000ルーメンを達成、HDRコンテンツも明るくピーク感のある映像で楽しめる。
HDRは、HDR10、およびHLGに対応し、上位モデルにも搭載されている自動明るさ調整機能「オートマッピング」も搭載しているので、コンテンツごと(Max CELL/FALL 情報を参照して)に最適化された明るさで投写できるのも、大きな特徴となる。
レンズシフトも可能で、上下60%、左右23%の可動域を持ち(手動)、さらに光学1.6倍のズームと合わせ、設置の自由度も高く設計されている。100インチ(16:9)の投写は、最短3m(~4.8m)の距離で実現できる。
LX-NZ3の主な仕様
本体色:ブラック/ホワイト
表示デバイス:0.47型DMD (1920×1080)
解像度:3840×2160
レンズ:1.6倍手動ズーム・フォーカスレンズ、f=14.3~22.9 mm、F 1.809
レンズシフト:上下60%、左右23% (手動)
投写サイズ:60~200型
光源:レーザーダイオード
明るさ:3,000lm
入力端子:HDMI×2、D-Sub 15pin×1
出力端子:USB Type A 1(電源供給 5V/1.5A)、トリガー 1(ミニジャック、12V/0.1A)
制御端子:RS232C 1(D-Sub 9pin)、USB Type B (mini) 1(サービス用)
消費電力:360W (待機時:0.5W )
ファンノイズ:29dB/34dB (エコ/標準)
外形寸法:W405×H145.8×D341mm
質量:6.3kg