同社では以前から「LUCAシリーズ」として、すでに2018年11月から4Kテレビを展開してきたが、今回はそのラインナップを拡充し、より幅広い層へとアピールしていく構えだ。全機種ともにBS/CS4Kチューナーは非搭載の「4K対応テレビ」という位置づけで、インターネット動画再生機能も内蔵していない。
「ベゼルレスモデル」シリーズは65型、55型、50型、43型の4サイズ展開の4K解像度液晶パネルを採用したモデル。ラインナップは下記の通り。
LT-65B625K(参考税抜価格¥158,000)
LT-55B625K(参考税抜価格¥108,000)
LT-50B625K(参考税抜価格¥99,800)
LT-43B625K(参考税抜価格¥79,800)
本シリーズはベゼルを薄くしたいわゆる挟額縁モデルという位置づけだ。地上デジタル、BS/CS110度デジタルチューナーを各2基搭載、外付けUSB HDDをつなぐことにより、番組録画に対応している(裏録も可)。液晶方式は65型、55型、43型がIPS方式で、50型はVA方式となる。
HDMI端子は65型が4系統、55型以下3モデルは3系統を装備、いずれもVer2.0規格に準拠している。LEDバックライトは直下型タイプでローカルディミング機能は搭載していないようだ。HDR(ハイ・ダイミックレンジ)には対応している。
「フロントスピーカーモデル」は、55型、49型、43型の3ラインナップ展開となる。具体的には下記の通り。
55UB20K(参考税抜価格¥108,000)
49UB20K(参考税抜価格¥99,800)
43UB20K(参考税抜価格¥79,800)
画面下部に10W+10Wスピーカーシステムを前面向けに配置、「従来では表現が難しかった重低音も再現」するという。パネルはVA型4K液晶を採用している。BS/CS110度デジタルチューナーの各2基搭載や、外付けUSB HDDによる番組録画への対応、3系統のVer2.0準拠のHDMI端子の搭載などは「ベゼルレスモデル」と同等となっている。LEDバックライトは直下型タイプで、HDRにも対応する。
なお、アイリスオーヤマでは12月に「なるほど」機能を搭載した新しいテレビを投入することを表明、こちらも楽しみだ。