IFA2019のトピックのひとつとして、今年は初めてグローバル・イノヴェーション・パートナーに日本が選ばれ、「IFA NEXT」として“JAPAN”が大きくフィーチャーされたことは見逃せない。
世界各国のスタートアップや大学、研究開発機関、IT企業などが集う「IFA NEXT」は会場内のHall26で展示されていたが、ベンチャー企業を中心に、AI、IoT、ビッグデータ、ロボット技術など、様々なテクノロジーが紹介されていた。
パナソニックやソニーなどの大企業がコンシューマー機を大々的にアピールするのも素晴らしいことだが、これら未来に向けてのチャレンジングなアイデアをプレゼンするのも大事なことと思う。
癒し系、コミュニケーションツールなど、現在の日本の世相を反映させた技術が多く紹介されていたが、これらの中で「Winner of the Day」を獲得したのはトリプル・ダブリュー・ジャパン社の「D Free」である。
超音波で膀胱のサイズを計測し、尿の量を検知するというもの。スマホのアプリにタイミングが転送される仕組みだが、個人使用は元より、医療・介護施設で使用される(すでに導入の実績があるとのこと)。