ナスペックから、ViennaAcoustics(ウィーン・アコースティクス)の30周年記念モデル「Haydn JUBILEE -30th Anniversary Model-」が9月1日に発売される。限定生産品で日本国内200ペアのみ、価格は¥180,000(ペア、税別)となる。
Haydn JUBILEEは、ウィーン・アコースティクスの創業者でチーフデザイナーを兼任するピーター・ガンテシュラー氏の設計になる。ピーター・ガンテシュラー氏は、音楽を奏でるスピーカーは流行を追い求めるのではなく、長きにわたり愛用できる作品であるべきだと考えている。
そんな想いの30年に渡る蓄積が生んだ特別なモデルがHaydn JUBILEEであり、そこに込められたのはユーザーへの「ありがとう」という気持ちだという。それゆえ、Haydn JUBILEEの価格には製造コストしか含まれていない、まさにお買い得モデルとなっている。
Haydn JUBILEEの主な特長は以下の通りだ。
●Custom Made Silk Dome Tweeter
シルクドーム・トゥイーターは、SEAS社と協同開発したJUBILEE専用のカスタムメイド品で、職人によってひとつひとつ入念な手作業によって仕上げられている。
●Vienna Acoustics Original Driver
ウーファーには、3種類の高剛性・超軽量ポリプロピレンを合成した高機能樹脂「X3P」を使用し、高い制動性を実現。シリーズ最上位機種「Beethoven CG SE」の152mmミッドレンジ・ドライバーを140mmにリデザイン。ポリマーの調合はもちろん、強度まで再調整している。
●Network & Cabinet
使用されるパーツは厳選されたコンデンサーや誤差1%以下の金属皮膜抵抗などから構成され、ピーター・ガンテシュラー氏による試聴テストの繰り返しによって定数が決定された。スピーカー端子を含むほぼすべてのパーツが特別設計されたオリジナルで、キャビネットも多層ピアノラッカーで仕上げられている。
●Others
Haydn JUBILEEは使いやすさも重視して設計されており、高価でドライブ力の高いアンプ等を選ぶ必要はない。素晴らしいパフォーマンスを鳴らしやすく提供する。この事も同ブランド設立以来の目標のひとつだという。
「Haydn JUBILEEの主なスペック」
●形式:2ウェイ2スピーカー・バスレフ型
●使用ユニット:25mmカスタムメイド・シルクドームトゥイーター、
140mmオリジナル・X3Pウーファー
●再生周波数帯域:45Hz〜20kHz
●能率:88dB
●インピーダンス:6Ω
●推奨アンプ出力:30〜180W
●寸法/質量:W170×H345×D300mm(サランネット・端子部含む)/7.1kg
●カラリング:ピアノ・ブラック