エソテリックの「名盤復刻シリーズ」Super Audio CDハイブリッド盤の新タイトルとして、『グリーグ:《ペール・ギュント》の劇音楽/ホルベルク組曲』、および『オルフ:カルミナ・ブラーナ』が9月10日に、『R.シュトラウス:楽劇「ばらの騎士」(全曲)』は9月20日に、それぞれ発売される。価格は『グリーグ~』『オルフ~』が各¥3,611(税別)、『R.シュトラウス~』は¥10,833(税別)となる。
なお、上記3タイトルはステレオサウンドストアでも販売する。
『グリーグ:《ペール・ギュント》の劇音楽/ホルベルク組曲』
『オルフ:カルミナ・ブラーナ』
『R.シュトラウス:楽劇「ばらの騎士」(全曲)』
上記3タイトルはいずれも、名盤復刻シリーズの制作で培ってきたノウハウを存分につぎ込み、使用するマスターテープの選定からDSDマスタリングに至るまで妥協を排した作業が行なわれている。もちろん、使用する機材もESOTRICの最高級品が投入されており、入念に調整を施すことで、オリジナル・マスターが持つ情報を余すところなくディスク化しているという
『グリーグ:《ペール・ギュント》の劇音楽/ホルベルク組曲』は、ペール・ギュントをデ・ワールドが、ホルベルクはマリナーが指揮を執っており、いずれも初期のデジタル録音による作品であり、今回が初めての本格的なマスタリングになるが、当時より評価の高かったサウンドを、そのままSuper Audio CDハイブリッド盤に封じ込めているそうだ。
20世紀最高の合唱曲と評される『オルフ:カルミナ・ブラーナ』は、ドイツの巨匠オイゲン・ヨッフム指揮の下、独唱パートには当時最高峰のメンバーを揃えて録音されたという、1967年版のマスターを使用している。
『R.シュトラウス:楽劇「ばらの騎士」(全曲)』は、ヘルベルト・フォン・カラヤンの最円熟期の指揮を収録した作品であり(録音は1982~84年)、世界初のSuper Audio CDハイブリッド盤となる。