秋葉原電気街振興会とシャープは共同で、本日6月8日(土)と9日(日)の二日間、秋葉原のUDXビル前のサボニウス広場にて「8Kテレビ体験イベント」を開催中だ(入場無料)。
これは秋葉原電気街振興会が主催し、シャープが協賛するイベントで、日本人のみならず、世界中から観光に来ている外国人にも向けて、8Kの素晴らしさを体験してもらおうというもの。外国人(インバウンド)も多く集う場所だけに、日本発の8K映像&テクノロジーの魅力を、AKIBAの名前とともにSNSを通じて世界へ発信してもらいたい、という願いも込められているのだろう。
ブースにはシャープ製作の8Kデモカーが2台用意されており、リアには4Kテレビ「4T-C60AN1」が、車内を改造した視聴ルームには8Kテレビ「8T-C80AX1」、サウンドバー「8A-C31AX1」、8K対応のHDDレコーダー「8R-C80A1」というシステムで、超高精細な8K映像を楽しめるようになっている。
車内というと音がこもりがちな印象もあるが、8Kテレビとのマッチングがはかられた音響システム(サウンドバー)によるサウンドは、付属のサブウーファーの低音と合わせ、クリアーで、音に包まれる様子を存分に体験できるようになっている。視聴距離はおよそ95センチであり、80インチの画面高約100センチとニアイコール。つまり約1Hでの視聴でも、目の前の映像にはドット感はなく、肉眼で見ているような風景(映像)が楽しめた。
このデモカーは昨年秋に、シャープが8Kのデモを行なう目的で4台製作したそうだが、各地で好評で、現在は12台ものキャラバンカーが、平日・休日を問わず、全国を回っているのだという。
なお、同所では1日3回、よしもと芸人が8Kの魅力を分かりやすく紹介してくれるステージイベントも予定されている。
ちなみに、デモカーを体験したのちアンケートに答えると、先着3000名に「記念品引換券」が配布される。これを持って近隣の、エディオンAKIBA店、オノデン本館、ビックカメラAKIBA店のいずれかへ行くと、「AQUOS」ロゴ入りのトートバッグがもらえる。