ソニーから、4K UHDブルーレイプレーヤーの新製品「UBP-X800M2」が、7月6日に発売される。価格はオープンで、想定市場価格は¥45,000前後。
UBP-X800M2は型番の通り、「UBP-X800」の後継モデルであり、4K UHDブルーレイソフトの再生に対応した、薄型のフルサイズコンポーネント。
基本的なスペックは前モデルを踏襲しており、本モデルでのトピックとしては、「X700」に続いて「ドルビービジョン」に対応したことが筆頭に挙げられるだろう。
加えて、音質向上のための施策も行なわれ、まずは電源基板とメイン基板の間にシールド構造を追加して、ノイズをシャットダウン。これは内部構造(シャーシ)の強度アップにも貢献しているという。
続いては、電源部分に、AVアンプの設計ノウハウを投入し、ローノイズレギュレーターを新規に搭載。電源ノイズは、従来モデルの1/100まで低減させることに成功したという。
機能面では、ソフト再生中のUI(画面表示)に、出力映像の詳細が表示されるようになったこと、字幕の位置変更機能(+-5段階)、同社レコーダーに採用されているテレビとの連携モード「4Kブラビアモード」の搭載などが新規となる。
その他、細かいところでは、ネットワーク機能のSpotify、ベルリンフィルが省略されている。
UBP-X800M2の主な仕様
接続端子:HDMI出力2系統(映像・音声分離出力可)、デジタル音声出力1系統(同軸)ほか
消費電力:15W
寸法:W430×H50×D265㎜