ビデオマーケットでは、コンテンツホルダーが自社の映像コンテンツをインターネット上でユーザーに直接販売・レンタルできる、“コンテンツホルダー直営”映像配信プラットフォーム「MIRAIL（ミレール）」を4月16日（火）よりスタートした。
「MIRAIL（ミレール）」のポータルトップページ。写真はiOS用のものとか
その特徴は、これまでの動画配信サービスではそれぞれの作品を扱っている配信サービスと契約し、そこからデジタルセルやジデタルレンタルという形で作品を購入していたが、MIRAILならCGに加入しているコンテンツプロバイダーであれば、ひとつのサイトですべてのブランドの作品を購入できることだ。実際に今回オープンしたサイトでは松竹やディズニーなどの作品を購入可能になっている。
「MIRAIL」は、映画・音楽・アニメ・放送番組などのすべてのコンテンツに関わる任意団体ジャパン・コンテンツ・グループ（JCG）がサポートする唯一の公式サービスで、業界共通の直営配信プラットフォームとなる。気になるタイトル数については、サービス開始時点でJCG加盟企業の内16社が参加、約1,200タイトルのコンテンツが配信されるという。
またコンテンツホルダーが、MIRAIL専用の管理画面を通じて配信システムに動画コンテンツのメタ情報を入力することで、作品公式サイトやコンテンツホルダーの自社サイトに『購入ボタン』が表示され、ユーザーはそこから簡単に作品を購入できるようになる。作品編成や配信期間、販売価格はコンテンツホルダーが自由に設定できるそうなので、お買い得作品も出てくるかも。
作品購入方法としては、作品の公式サイトから購入する場合と、MIRAIL公式サイトから購入する方法がある。作品サイトから購入する場合は、スマホにアプリをインストールし、iOSの場合はアプリ内課金、アンドロイドはクレジットカードで決算できるそうだ。PCもクレジットカード決算でOK。なおスマホアプリはユーザー登録も不要という。
MIRAILポータルサイトから購入する場合はユーザー登録が必要で、クレジットカード決済となる。
MIRAIL参加企業
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
エイベックス・ピクチャーズ株式会社
株式会社エスピーオー
株式会社KADOKAWA
松竹株式会社
ターナージャパン株式会社
株式会社TBSグロウディア
東映株式会社
東映アニメーション株式会社
株式会社トムス・エンタテインメント
日活株式会社
株式会社ネルケプランニング
株式会社ハピネット
株式会社ビデオマーケット
株式会社ファントム・フィルム
株式会社ポニーキャニオン
（以下、参加予定企業）
大蔵映画株式会社
