スパイク･リー監督作『ドゥ･ザ･ライト･シング』【クライテリオンNEWリリース】

米･クライテリオン盤『ドゥ･ザ･ライト･シング』7月23日リリース

JULY 2019 NEW RELEASES - THE CRITERION COLLECTION

クライテリオンから届いた2019年7月のBLU-RAYリリース･アナウンス。リリース順に、アグニェシュカ･ホラン、ライナー･ヴェルナー･ファスビンダー、アラン･Ｊ･パクラ、マルセル･パニョル、スパイク･リー、マイケル･ラドフォード監督作がラインナップ。7月23日リリース予定となっているのが、スパイク･リー監督作『ドゥ･ザ･ライト･シング』（89）です。

ニューヨークのブルックリン、その年イチバンの酷暑を記録した夏のある日、イタリア系のサルが経営するピザハウスには、いつものように近所の黒人たちが集っていた。だがその日はいつものと同じような一日とはならず、その暑さのせいなのか、日頃は我慢している些細なことで誰もが神経を苛立たせ、そしてついにそれが爆発する。

スパイク･リーの出世作。黒人をはじめとしたマイノリティの人びとの心情を、リーは極めてクールに、物事を白黒で割り切らずに描いていく。映画史に残る重要な作品。出演はダニー･アイエロ、スパイク･リー、ビル･ナン、ジョン･タートゥーロ、ジョン･サヴェージ。撮影は『マルコムX』のアーネスト･R･ディッカーソン。音楽は監督リーの父ビル･リー。アカデミー脚本･助演男優賞ノミネート。カンヌ国際映画祭パルム･ドール･ノミネート。

35mmオリジナルネガからの4Kデジタルレストア版。監修･最終承認は撮影監督ディッカーソンが務めています。お楽しみに！

SPECIAL FEATURES

DISC SPECS

FILM SPECS