当日は本作の選曲および構成を担当している小原氏がプレゼンターとして登場し、コンピレーションの収録曲を筆頭に本作に縁のあるその他のアルバムから厳選した曲が次々にお披露目された。ゲストとして、本作のサウンド・スーパーヴァイザーを務めてもらった高田英男氏が出演。高田氏は今回のコンピレーションに収録される全13曲のうち、5曲(アルバムとしては5枚)のミキシングを務めている張本人であり、当時の録音にまつわるエピソードの数々が語られた。
試聴イベントのために用意されたオーディオシステムは下記の通り。
SACD/CDプレーヤー:エソテリック K-01Xs ¥1,600,000
アナログプレーヤー:ラックスマン PD-171AL ¥395,000
トーンアーム:サエクWE4700 ¥1,190,000
フォノカートリッジ:ミューテック RM-KANDA ¥380,000
フォノイコライザー:ソウルノートE2 ¥550,000
プリメインアンプ:ソウルノートA2 ¥500,000
スピーカーシステム:TAD TAD-E1TX-K ¥2,200,000(ペア)
※表記価格はすべてメーカー希望小売価格(税別)
本作のCD層はJVCケンウッド・ビクターエンタテインメントから発売されている「K2HD PRO MASTERING」シリーズのマスターが採用されており、SACD層が小原氏監修のもと新たにフラットトランスファーのコンセプトで制作されている。上記のオーディオシステムはCD層とSACD層の持ち味をきちんと描き分け、フラットトランスファーによる音の魅力に聴き入る来場者の方々の姿が印象的だった。