オンキヨーから、Dolby AtmosとDTS:Xに対応したAVセンター「TX-SR393」が発売される。価格は￥49,000（税別）で、2月下旬の発売予定。
TX-SR393は5chパワーアンプ内蔵モデルで、Dolby AtmosやDTS:Xソースを3.2.2の立体音場で楽しめることになる。
また新バーチャルサラウンドテクノロジーのDolby Atmos Height VirtualizerやDTS Virtual:Xの採用により、リアスピーカーやハイトスピーカーを設置していない場合でも、包み込まれるような没入感体験が可能という。
4系統のHDMI入力端子は著作権保護技術のHDCP2.2に対応済みで、Dolby Vision/HDR10/HLG、BT.2020信号のパススルーも可能だ。また、Bluetooth機能も搭載しており、様々な音源をワイヤレスで再生できる。
TX-SR393の主な特長は以下の通り。
●Dolby AtmosとDTS:Xのデコードに対応
……3.2.2のスピーカー構成で手軽に立体音響を再生可能。また、Dolby SurroundやDTS Neural:Xによるアップミックスも楽しめる。
●Dolby Atmos Height VirtualizerとDTS Virtual:Xに対応
……サラウンドスピーカーやハイトスピーカーの音場を仮想的に作り出す、Dolby Atmos Height VirtualizerおよびDTS Virtual:Xを搭載。
●音場設定機能AccuEQ Room CalibrationやAccuReflexを搭載
……付属の測定マイクで測定を行ない、スピーカーの有無や距離、音量レベル、周波数特性などを自動で調整してくれる。AccuReflexは、イネーブルドスピーカーによる天井からの反射音と直接音との間に生じる時間差、位相ずれを補正する。
●5chディスクリートアンプを搭載
……細部までチューニングを施したディスクリート構成アンプで、正確なスピーカードライブを実現。強力な電源部により、4Ωスピーカーも余裕をもってドライブする。
●最新のHDMI入力を搭載
……4K/60p/4:4:4/24ビットの映像信号伝送と、著作権保護規格HDCP2.2に対応したHDMI端子を搭載。HDR10、Dolby Vision、HLG信号およびBT.2020の広色域信号のパススルー伝送にも対応。
●Bluetooth機能を搭載
……Bluetooth機能（コーデックはSBC、AACに対応）により、 スマートフォンなどの楽曲をワイヤレスで楽しめる。さらに、独自技術のミュージック オプティマイザーにより、MP3などの圧縮時に失われた高音域を補正し、音質を向上させる。
「TX-SR393」の主なスペック
●定格出力：80W（8Ω、20Hz〜20kHz、全高調波歪率0.08％以下、2ch駆動時、JEITA）
●接続端子：HDMI入力4系統、HDMI出力1系統、デジタル音声入力2系統（光、同軸）、アナログ音声入力3系統、USB端子1系統（給電専用）、サブウーファープリアウト2系統、他
●寸法/質量：W435×H160×D328mm/8.2kg
