NECパーソナルコンピュータから、ノートパソコンの新製品「LAVIE Note Mobile」シリーズ、「LAVIE Note Standard」シリーズ、およびデスクトップパソコン「LAVIE Desk All-in-One」シリーズが発表された。発売は1月下旬(1月24日より順次)となる。型番と価格は下記の通り。

<LAVIE Note Mobile>
・NM550/MA オープン価格(想定市場価格¥145,000前後)
・NM150MA オープン価格(想定市場価格¥110,000前後)

画像: LAVIE Note Mobile「NM550/MA」

LAVIE Note Mobile「NM550/MA」

<LAVIE Note Standard>
・NS700MA オープン価格(想定市場価格¥185,000前後)
・NS600MA オープン価格(想定市場価格¥130,000前後)
・NS300MA オープン価格(想定市場価格¥145,000前後)

画像: LAVIE Note Standard「NS700MA」

LAVIE Note Standard「NS700MA」

<LAVIE Desk All-in-One>
・DA970/MAB オープン価格(想定市場価格¥250,000前後)
・DA500/MAB オープン価格(想定市場価格¥195,000前後)
・DA770/MAB オープン価格(想定市場価格¥230,000前後)
・DA370/MAB オープン価格(想定市場価格¥160,000前後)

画像: LAVIE Desk All-in-One「DA970/MAB」

LAVIE Desk All-in-One「DA970/MAB」

 今回の新製品は、「LAVIE」ブランドの新スローガンとなる“PCとは、愛だ”――家族のような存在として使ってほしい――に沿った開発が行なわれ、使う時に瞬時に起動する=「パっと起動」と「ずっとサポート」の2軸による製品の訴求を行なっているという。パっと起動では、SSD/Optaneメモリーを全シリーズ(Celeronモデルは除く)に搭載した。

 以後は、個々のシリーズの特徴を簡単に紹介したい。まず、モバイル向けのLAVIE Note Mobileは、主に学生をターゲットにした開発が行なわれ、キー入力のしやすさ、軽量性、長時間バッテリー、そして図書館などでも使える静粛性(ファンレス設計)といった機能を搭載している。

 キー入力のしやすさの面では、キーピッチを従来モデルに比べて拡大(18.7mm・キーサイズも大きくしている)し、キーボードの幅を本体幅いっぱいまで使うEdge to Edgeのデザインとしたのに加え、キータッチの静音化も図られている。

 液晶画面は上・左右の3辺を狭額縁化するとともに、本体エッジ部分を絞り込むことで、軽快感や浮遊感を持たせるデザインとしている。なお、本体のカラーリングはパールブラック、メタリックピンク、パールホワイトの3色をラインナップする。

 NM550/MAとNM150MAの主な違いは、CPU(550はCore-i5、150はCeleron 3965Y)、メモリー、SSDの容量など。

 デスクトップタイプのLAVIE Desk All-in-Oneは、本体と液晶部を一体化したオールインワンのモデル。液晶の画面サイズで27型(DA970、DA500)と23.8型(DA770、DA370)があり、あとはCPU、メモリー、記録媒体の種類・容量などによって構成が異なっている。

 今回の新製品の目玉となる機能が、世界初となる「ボイス起動」だ。名称の通り音声で本体を起動させるもので、本体の電源がオフ(シャットダウン)の状態であっても、内蔵マイクに決められたワード(LAVIE起きて)を話しかけることで(マイクの電源は常時オン。設定で機能のオフも可能)、音声で電源をオンにできるものだ(起動パスワードなどは専用アプリに登録する)。

 なお、シリーズ共通で、ヤマハ製のサウンドシステムを搭載しているが、最上位モデルのDS970ではさらにハイレゾ対応となり、加えて、HDMI端子は入力も可能な仕様(他は出力のみ)となっている。

 また、Androidタブレット「LAVIE Tab」の10型モデル「Eシリーズ」に、上位モデルとなる「TE510/J」が追加され、1月下旬より発売される。価格はオープンで、想定市場価格は¥38,000前後となる。

画像: LAVIE Tab E「TE510/J」

LAVIE Tab E「TE510/J」

 OSはAndroid8.1を搭載し、8コアCPUと4GBのメモリー、64GBのストレージ、そして約10時間駆動の長時間バッテリー、4スピーカーによるドルビーアトモス対応といったスぺックで、主に動画再生やゲームプレイを、高画質&臨場感のあるサウンドで楽しめる仕様にまとめている。専用カバー「PC-AC-AD014C」(¥5,000前後)も用意。

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