NECパーソナルコンピュータは、2019年に発表した「Project炎神(エンジン)」を具現化した製品として、タワー型ゲーミングデスクトップPC、「LAVIE GX (ラヴィジーエックス、以下GX)」を発表した。7月14日より店頭販売開始となる。ラインナップは「GX750/EAB」と「GX550/EAB」の2モデル。直販サイトでは、店頭モデルでは選択できない専用のカスタマイズメニューも用意されている。

画像1: NECパーソナルコンピュータ、ゲーム初心者へ向けて、ゲーミングデスクトップパソコン「LAVIE GX」を発売

PC-GX750/EAB オープン価格(実勢価格¥302,280~)
PC-GX550/EAB オープン価格(実勢価格¥219,780~)

 今回発表のLAVIE GXシリーズは、コロナ禍によって広まったニューノーマルな生活様式で人気の高まっているPCによるオンラインゲームに着目、これからオンラインPCゲームを始めるユーザーをターゲットに開発されたという。

画像2: NECパーソナルコンピュータ、ゲーム初心者へ向けて、ゲーミングデスクトップパソコン「LAVIE GX」を発売

 かつてゲーマーだった親世代、ゲーム配信でゲームに興味を持ったZ世代といったエントリー層を狙い、オールインワンでハイスペック、インテリアに溶け込むデザイン性の高さを備えた製品にまとめられているそうだ。

 オールインワンでは、キーボード、マウス、ヘッドセット(ボイスチャット用)、そして家庭用ゲーム機と同様の感覚で操作できるようにということで、「Xboxワイヤレスコントローラー+USB-C」が付属する。

画像: ▲「LAVIE GX」。ヘッドセット、コントローラーも付属する(モニターやスピーカーは別売り)

▲「LAVIE GX」。ヘッドセット、コントローラーも付属する(モニターやスピーカーは別売り)

画像: ▲付属のヘッドセット

▲付属のヘッドセット

 ハイスペックでは、各種ゲームを快適にプレイできるように、CPUにはインテルの第12世代モデルを搭載。グラフィックボードには、GX750は「NVIDIA GeForce RTX3060」を、GX550には「AMD Radeon RX6400グラフィックス・カード」を組み合わせている。担当者の弁によれば、ゲーミングはもちろん、映像編集などもサクサク行なえるハイスペックにまとめている、ということだ。

 デザイン面は、黒を基調にしたシックなカラーリングで、フロントには和柄の五崩しを採用。加えて本体は机の上にも設置しやすいようにということで、奥行は約30センチに抑えられている。ちなみに内部は、ハイスペック=高温になることを受け、効率的に冷却を行なえるエアフロ―設計も採り入れられている。

画像: ▲冷却性能を高めるエアフロ―設計

▲冷却性能を高めるエアフロ―設計

 また、エントリーユーザーをターゲットにしていることで、サポート体制も充実。購入後一年間となるが、ゲーミング専用の窓口が設けられ、主に、設定方法について(攻略法とかはNG)ゲーミングのエキスパートが対応してくれるという。24時間電話対応となる。

 加えてGXのゲーミング画面を他のパソコン、タブレットに転送して、自宅内の好きな場所でプレイを楽しめる「つながる! LAVIE」機能にも対応する。発表会ではデモも行なわれていたが、若干のタイムラグが生じることもあり、一瞬の判断が求められるシューティングゲームよりかは、RPGでの使用の方が向いているだろう。

画像: ▲右にあるノートパソコンへ画面を転送して、GXが置いてある部屋とは別の場所でもゲームが楽しめますよ、という展示。若干ながらタイムラグはある

▲右にあるノートパソコンへ画面を転送して、GXが置いてある部屋とは別の場所でもゲームが楽しめますよ、という展示。若干ながらタイムラグはある

 そして、今回GXシリーズの発売を記念して各種コラボ企画も用意されている。

 一つはモンスターハンターライズ プレゼントキャンペーン。これは、GXシリーズの購入者先着500名に、カプコンの『モンスターハンターライズ デラックスエディション』(Steam版)のダウンロードコードをプレゼントするキャンペーンを8月28日(日)まで実施する。

 一つはPC-98 40周年企画:レトロゲームのプロジェクトEGGコラボレーション。実は2022年は、「PC-9801」が発売されて40周年にあたるといい、その周年記念の第一弾として、PC-9801などの約1000タイトルのレトロゲームが楽しめる『プロジェクトEGG』とGXのコラボレーションが決定。202210月31日までの間にGXを購入して『プロジェクトEGG』にエントリーすると、もれなく『プロジェクトEGG』で使える3000ポイント(3000円相当)がもらえるほか、無料で160タイトルがプレイ可能となる(アプリは後日ダウンロード提供)。

画像: ▲会場には今年40周年を迎えた「PC-9801」も展示されていた

▲会場には今年40周年を迎えた「PC-9801」も展示されていた

画像: ▲稼働状態で展示されていた「PC-9801」

▲稼働状態で展示されていた「PC-9801」

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