ワイヤレスイヤホンでも重低音が楽しめる
デノンから、Bluetoothイヤホン「AH-C820W」が12月中旬に発売される。価格はオープンで、想定市場価格は¥25,000前後となる。
AH-C820Wは、左右のハウジングがつながったネックバンドタイプのイヤホンで、同社「AH-C820」に採用されて人気を博した、低音再生の常識を覆した新方式ドライバー「ダブル・エアーコンプレッション・ドライバー」を搭載しているのが特徴。
ドライバーの仕様は有線タイプのAH-C820と同じで、11.5mmのダイナミック型ドライバーを向かい合わせに配置。振動板面積がシングル品に比べて倍となることで、量感と超低域までのクリアネスを実現しているという。なお、ケーブルについてもAH-C820と同様に、ドライバーごとに専用のケーブルを直接接続する「デュアル・ダイレクトケーブル」を採用しているところにも注目だろう。
Bluetoothオーディオ用コーデックはSBC、AAC に加え、aptX、aptX Low Latencyをサポート。バッテリー駆動時間は、連続再生で約10 時間で、バッテリー残量なしの状態から約2 時間で100%まで充電することができる。
USB DAC機能にも対応し、付属のUSB ケーブルでパソコンと接続すれば、最大48 kHz/16bit までのコンテンツを、本機で楽しむことがきる(音楽再生と充電は併用可)。
その他、イヤーチップは従来のS、M、L サイズにロングタイプ2 種を加えた5 種類(S / M / L / Long S / Long M)のシリコン製と、Complyの「TZ-500」が付属する。