本体サイズは10%小型化、マイクロSDカードにハイレゾ録音可能に!

 ソニーから、96kHz/24bitのPCM録音に対応するリニアPCMレコーダー「PCM-A10」が10月6日に発売される。価格はオープンで、想定市場価格は¥20,000前後となる。

画像: ▲ソニーのICレコーダーの新製品「PCM-A10」。本機はリニアPCM収録が可能でありながら、コンパクトさを兼ね備えている。手のひらで「ハイレゾ」が録れるわけだ

▲ソニーのICレコーダーの新製品「PCM-A10」。本機はリニアPCM収録が可能でありながら、コンパクトさを兼ね備えている。手のひらで「ハイレゾ」が録れるわけだ

 本機は、同社コンパクトレコーダーの最上位に位置する「PCM-D100」やハイレゾ録音対応のICレコーダー「ICD-SX2000」に搭載するマイク機構を継承し、小型化に成功した。コンパクトで高音質&充実した録音機能を搭載しながら、手頃な価格を目指して開発された。

画像: ▲マイクブロック機構とマイク部品パーツの一覧。ひじょうに細かいパーツの集合体だ

▲マイクブロック機構とマイク部品パーツの一覧。ひじょうに細かいパーツの集合体だ

 最大の特徴はPCM-D100やICD-SX2000に備わる、「3ウェイ可動式マイク」を搭載し、ICD-SX2000と同等の音響特性を保ちつつ小型化を実現。本体サイズでICD-SX2000比で10%減少、質量も約15%軽量となった。

 録音機能も充実、●リハーサル機能(ボタンひとつで録音レベルを自動調整)、●プリレコーディング機能(録音スタンバイ状態で最長5秒間の音声を自動でメモリーに保存。録音開始時点から5秒前の音声を録音開始できる)、●クロスメモリー機能(内蔵メモリーまたはSDカードメモリーの残量が録音途中でなくなっても、自動でもう一方のメモリーに録音を切り替える)など、便利なフィーチャーが満載だ。マイクロSDカードへのハイレゾ録音も可能になった。

 またBluetooth対応やスマホアプリ「REC REMOTE」のサポートも果たしている。

PCM-A10の主な仕様

型式:リニアPCM対応ICレコーダー
内蔵メモリー:16GB
メモリースロット:マイクロSD
録音時内蔵バッテリー持続時間:約5時間(96kHz/24bitPCM録音時)、約24時間(MP3 48kbps MONO録音時)
寸法/質量: W約39.2×H109.5×D16mm/約82g

ワンセグも聴けるポータブルラジオレコーダー「ICZ-R260TV」、10/6発売

 そのほか、ポータブルラジオレコーダー「ICZ-R260TV」も、10月6日に発売される。好評の「ICZ-R250TV」をもとに、内蔵メモリー容量を8GBから16GBにアップさせた製品となる。

画像: ▲ポータブルラジオレコーダー「ICZ-R260TV」

▲ポータブルラジオレコーダー「ICZ-R260TV」

 こちらの主な特徴は次の通り。●内蔵チューナー:FM/ワイドFM/AM/ワンセグTV音声、●タイマー録音対応、●語学学習対応機能など。

 発売は10月6日、価格はオープンで、想定市場価格は¥25,000前後となる。

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